欧州各国の各リーグは、開幕から約3ケ月を経過しました。
大体第12節まで進んでいます。
そこで本日は、ドイツブンデスリーガの第12節までの順位・結果を見ていきたいと思います。
第12節終了時順位表
順位 | チーム名 | 勝点 | 試合数 | 得失点差 |
1位 | バイエルン・ミュンヘン | 29 | 12 | 22 |
2位 | シャルケ04 | 23 | 12 | 6 |
3位 | RBライプツィヒ | 23 | 12 | 5 |
4位 | ボルシア・メンヒェングラートバッハ | 21 | 12 | 0 |
5位 | ボルシア・ドルトムント | 20 | 12 | 13 |
6位 | ホッフェンハイム | 20 | 12 | 6 |
7位 | アイントラハト・フランクフルト | 19 | 12 | 2 |
8位 | ハノーファー96 | 18 | 12 | 0 |
9位 | バイヤー・レヴァークーゼン | 17 | 12 | 7 |
10位 | FCアウグスブルク | 16 | 12 | 2 |
11位 | VfBシュツットガルト | 16 | 12 | -3 |
12位 | FSVマインツ05 | 15 | 12 | -4 |
13位 | VfLヴォルフスブルク | 14 | 12 | -1 |
14位 | ヘルタBSC | 14 | 12 | -3 |
15位 | ハンブルガーSV | 10 | 12 | -10 |
16位 | ヴェルダー・ブレーメン | 8 | 12 | -6 |
17位 | SCフライブルグ | 8 | 12 | -17 |
18位 | 1.FCケルン | 2 | 12 | -19 |
バイエルンが首位浮上 6節まで首位のドルトは急失速
前半戦12試合を終えて首位を走るのは、昨年のリーグ覇者、バイエルン・ミュンヘンです。
リーグ開幕12試合で9勝2分1敗、得点30失点8となっています。
9月にアンチェロッティ監督を解任した時は、「今シーズンこそブンデスの優勝は他チームになるかもしれない!」と思いましたが、結局例年通りのシーズンになりそうですね。
監督交代後、チームはリーグ戦5勝1分と調子を取り戻し、第11節にはドルトムントのホームで行われた大一番も3-1で制しました。
既に2位のシャルケ04に勝点差6、得失点差でも大きく他のチームを引き離しています。
年内残り5試合、バイエルンがコケるようなことがなければ、リーグの行方が決まってしまうかもしれません。
前にも述べたかもしれませんが、バイエルンが強すぎるのか他チームが弱すぎるのか、ブンデスは今年もまた退屈なシーズンとなりそうです。
2位は、久々に調子の良いシャルケ04です。
昨シーズンは2010-2011シーズン以来の二桁順位に終わりました(最終順位は10位)が、今シーズンは12節を終えて、7勝2分3敗で勝点23の2位と、CL出場権内に上がってきました。
さすがにバイエルンに追いつくには、戦力的にも厳しいとは思いますが、このままの調子を維持して、来シーズンCL出場権を獲得してほしいですね。
3位は、RBライプツィヒ。
12節を終えて、7勝2分3敗と2位シャルケ04と同じ、勝点23につけています。
初の欧州CLを戦っていることもあり、前半戦リーグでは苦しい戦いとなるかとも思いましたが、しっかりと勝星を重ねているあたり、流石です。
欧州CLもグループリーグが佳境を迎え、決勝トーナメントに勝ち上がれるかどうかの瀬戸際にいます。
選手層がそれほど厚いわけではないので、ケガ人が出たりすると一気に厳しくなる可能性もありますので、監督のマネジメントが重要になりますね。
その他、第6節までぶっちぎりの1位だった香川真司所属のドルトムントは急失速で5位に後退しています。
7節から12節までの6試合で勝点2しか獲得できておらず、とにかく守備が崩壊し6試合で14失点。
欧州CLでも敗退しましたし、ちょっと厳しい状況となってきました。
降格圏は、3チーム合計36試合で勝星2
降格圏に沈んでいるチームは前回と変わらず、ヴェルダー・ブレーメン、SCフライブルグ、1.FCケルンの3チームです。
全チーム合計で36試合戦い、勝星はたったの2。
ヴェルダー・ブレーメン1勝、SCフライブルグ1勝、そして1.FCケルンは未だ0勝です。
特に、大迫選手が所属するケルンは、2分10敗勝点2、得失点差-19と断トツの最下位。
正直昨年リーグ5位だったチームが、ここまで壊滅的な状況になるのは想像できませんでした。
ブンデスリーガ始まって以来、開幕から12試合勝星のないチームが降格を免れたことはありません。
ここからチームを立て直し、降格圏を脱出するのは至難の業ではないかと思います。
大迫選手もチームで絶対的な存在にはなれず、このままではロシアW杯にも響きかねない状況です。
監督を交代する等、何か手を打たないと、手遅れになってしまうのではないでしょうか。
第12節終了時点の得点ランキング
順位 | 名前 | チーム名 | 得点 | 試合数 |
1位 | ロベルト・レヴァンドフスキ | バイエルン | 13 | 12 |
2位 | ピエール・エメリク・オーバメヤン | ドルトムント | 10 | 11 |
3位 | ケビン・フォランド | バイヤー・レヴァークーゼン | 7 | 12 |
3位 | ティモ・ヴェルナー | RBライプツィヒ | 7 | 10 |
1位はバイエルンのロベルト・レヴァンドフスキ。
12試合出場で13得点と、1試合1得点以上のハイペースで得点を量産しています。
昨シーズンは最終節で得点王を逃しましたが、この調子で得点を重ねていき、今シーズンこそは得点王を獲得したいですね。
2位は、昨シーズンの得点王、ドルトムントのピエール・エメリク・オーバメヤンで10試合11得点。
こちらも1試合1得点以上のペースで得点しています。
今シーズンもこの2人が得点王争いを演じるのでしょう。
3位は、バイヤー・レヴァークーゼンのケビン・フォランドとRBライプツィヒのティモ・ヴィルナーで共に7得点です。
まとめ
シーズンの約3分の1を終え、ブンデスリーガは例年のような光景となってきました。
下記、前回の記事で「バイエルンの逆襲があるのか?」と記載しましたが、バイエルンの逆襲うんぬんより、勝手にドルトムントが奈落の底に落ちてしまいましたね。
香川もパッとしませんし、今シーズンもバイエルン以外のチームが優勝する芽はないかもしれません。
*【ブンデスリーガ】ドルトムント首位快走 2017-2018シーズン第6節までの順位・結果 はこちら
次回は第17節終了時(前半戦終了時)に順位・結果をみたいと思います。
以上、ブンデスリーガ2017-2018シーズン第12節までの順位・結果でした。