【ベガルタ仙台】2010年以降で最多の年間53失点、守備の立て直しが急務に~2017シーズン 順位・結果~

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J1 2017 12位 ベガルタ仙台

本日は、J1、2017年年間12位、ベガルタ仙台について、シーズンの結果を紐解いていきたいと思います。

■年間成績(総合・ホーム・アウェー)

・総合成績

勝点 試合数 勝数 引分数
41 34 11 8
負数 得点 失点 得失点差
15 44 53 -9

・ホーム成績

勝点 試合数 勝数 引分数
22 17 6 4
負数 得点 失点 得失点差
7 24 25 -1

・アウェイ成績

勝点 試合数 勝数 引分数
19 17 5 4
負数 得点 失点 得失点差
8 20 28 -8

シーズンを通して53失点。

これは2010年にJ1に再昇格してから、最多失点となりました。

なんと今シーズン敗れた15敗のうち0-1で敗れた試合はたったの3試合のみ。

残りの12敗はすべて複数失点してしまっています。

こうなると引き分けるためにも最低2得点、勝利するためには最低3得点必要となり、相当の攻撃力がないと勝点を積み上げていけません。

浦和レッズ位攻撃力があれば一桁順位も目指せますが、仙台では厳しいです。

得点力に関しては、FC東京から加入した平山選手が1試合も出場できなかったというのは大きな誤算だったかもしれませんが、それでもやはりまず守備の改善をし、1試合1失点程度に抑えられるようにしないと来シーズンが不安ですね。

■年間成績(詳細)

キックオフ 開催 勝敗 ホーム 試合結果 アウェイ
2/25(土) 1 ホーム 仙台 1-0 札幌
3/4(土) 2 アウェイ 磐田 0-1 仙台
3/11(土) 3 ホーム 仙台 0-2 神戸
3/18(土) 4 アウェイ 0-1 仙台
4/1(土) 5 ホーム 仙台 0-2 川崎F
4/7(金) 6 アウェイ 浦和 7-0 仙台
4/16(日) 7 ホーム 仙台 1-4 鹿島
4/22(土) 8 アウェイ 広島 3-3 仙台
4/30(日) 9 アウェイ 清水 0-3 仙台
5/7(日) 10 ホーム 仙台 0-2 FC東京
5/14(日) 11 アウェイ 大宮 2-1 仙台
5/20(土) 12 アウェイ 横浜FM 1-1 仙台
5/28(日) 13 ホーム 仙台 2-1 新潟
6/4(日) 14 ホーム 仙台 3-0 甲府
6/17(土) 15 アウェイ 鳥栖 1-1 仙台
6/25(日) 16 ホーム 仙台 2-4 C大阪
7/1(土) 17 ホーム 仙台 2-3 G大阪
7/8(土) 18 アウェイ 神戸 3-0 仙台
7/30(日) 19 ホーム 仙台 1-1
8/5(土) 20 アウェイ 鹿島 2-0 仙台
8/9(水) 21 ホーム 仙台 0-0 磐田
8/13(日) 22 ホーム 仙台 1-0 広島
8/19(土) 23 アウェイ 新潟 1-2 仙台
8/26(土) 24 アウェイ 札幌 1-0 仙台
9/10(日) 25 ホーム 仙台 4-1 鳥栖
9/16(土) 26 アウェイ FC東京 1-0 仙台
9/23(土) 27 アウェイ C大阪 1-4 仙台
10/1(日) 28 ホーム 仙台 2-3 浦和
10/14(土) 29 アウェイ 川崎F 3-2 仙台
10/21(土) 30 ホーム 仙台 0-0 清水
10/29(日) 31 アウェイ G大阪 1-1 仙台
11/18(土) 32 ホーム 仙台 3-0 大宮
11/26(日) 33 ホーム 仙台 2-2 横浜FM
12/2(土) 34 アウェイ 甲府 1-0 仙台

戦績を振り返ってみると、それほど大きな連敗はないものの、勝ったり負けたりを繰り返し、波に乗れない状況でした。

今シーズンに限らず、ここ数シーズンこのような成績が続いています。

そしてざっとみて目につくのは、上でも申し上げましたがやはり失点ですね。

特に1試合で複数失点をする試合が多すぎます。

3失点や4失点している試合がいくつもあり、これでは流石に勝利は難しいです。

*【ベガルタ仙台】繰り返された大量失点~2017シーズン前半戦 順位・結果~ はこちら

ただ逆にC大阪やサガン鳥栖に4-1で勝利している試合もあります。

このように攻撃陣がうまくはまればしっかり勝利出来る試合もあります。

来シーズン以降の課題としては、得点力は平山選手の怪我が治ればもう少し期待できるところもあると思うので、シーズンを通して守備を安定させることですね。

■年間全試合出場

全試合出場したのは、DFの大岩一貴選手のみです。

また全試合フル出場しているのも、DFの大岩一貴選手のみです。

チームでただ一人フル稼働でした。

ただ失点も多かったためDFとしては反省の多い一念だったかもしれません。

他に30試合以上に出場している選手は、DFの平岡選手とMFの三田選手が33試合出場、MFの奥埜選手とFWの石原選手が31試合に出場です。

その他、GKが固定できなかった(シュミット ダニエル選手が20試合、関選手が14試合出場)ことも、大量失点が多い原因となっているかもしれません。

来シーズンはGKも固定したいところですね。

■年間チーム内得点ランキング

順位 ポジション 背番号 名前 得点
1 FW 11 石原 直樹 10
2 FW 20 クリスラン 8
3 MF 18 三田 啓貴 5
4 MF 7 奥埜 博亮 4
5 DF 27 大岩 一貴 3
5 MF 16 野津田 岳人 3

チーム内得点王は、31試合で10得点の石原選手です。

昨シーズンまで浦和ではほぼ出場機会がありませんでしたが、仙台に来て輝きを取り戻しています。

2位はこちらも新加入のクリスラン選手。

前半戦こそ先発した試合も多く7ゴールと好調でしたが、後半戦は1ゴールに留まりました。

後半戦は、先発出場した試合は殆どなく、スーパーサブとしての扱いに降格してしまったのも大きかったのかもしれません。

助っ人外国人としては厳しい結果になりました。

その他5位にはDFの大岩選手が入っています。

まとめ

以上、J1、2017シーズン年間12位のベガルタ仙台の順位・結果でした。

まずはとにかく来シーズン降格争いをしないように、守備の改善を進めなければいけません。

次回は、2017シーズン年間13位の、FC東京を見てみたいと思います。

*【FC東京】またも補強実らず、深刻な得点力不足露呈~2017シーズン 順位・結果~ はこちら

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