2018年シーズンのJリーグが間もなく始まろうとしています。
開幕戦は2月23日~25日で決まりました。
そこで今オフの各チームの移籍状況を見ていきたいと思います。
今回は、2017年シーズン2位の鹿島アントラーズです。
*【鹿島アントラーズ】連覇逃した王者、悔しさ残る年間2位~2017シーズン 順位・結果~ はこちら
■移籍情報
新加入選手
名前 | ポジション | 前所属 | 年齢 | 発表日 |
犬飼 智也 | DF | 清水エスパルス | 24歳 | 2018/1/6 |
内田 篤人 | DF | 1.FCウニオン・ベルリン | 29歳 | 2018/1/3 |
安西 幸輝 | DF | 東京ヴェルディ | 22歳 | 2017/12/27 |
まずは新加入選手を見ていきたいと思います。
新加入選手ではなんといっても、ドイツから内田が復帰しました。
2010年以来の古巣復帰となります。
彼も既に29歳とベテラン。
2014年のブラジルW杯での無理がたたり、以降右膝の怪我に長く悩まされ続けていましたが、ようやくプレーが出来るまで回復してきたようです。
2017年はドイツ1部のシャルケから2部のウニオン・ベルリンに移籍しましたが、出場機会はなかなか訪れず、今冬鹿島へ復帰。
鹿島には西や山本など経験豊富なサイドバックがいますが、ポジションを奪い取って、今年のロシアW杯へ、滑り込みでメンバー入りを狙います。
かつて全盛期にはシャルケでCLベスト4をスタメンで戦っていたこともある男です。
きっと鹿島でもう一花咲かせてくれることと思います。
またもう一人、清水エスパルスからDFの犬飼選手を獲得しました。
昌子、植田という2人の日本代表DFがおりますが、彼ら2人の控えは手薄でした。
どちらかが怪我をしたり、W杯時には不在になる事などを考えると、この補強は必要不可欠だったと思います。
一定程度出場機会はあるでしょうし、しっかりアピールして彼らからポジションを奪うような活躍を期待したいですね。
もう一人若手のDF安西をJ2の東京ヴェルディから獲得しました。
新加入選手は全てDFということで、やはり昨シーズンは昌子と植田に相当な負荷がかかっていたんだなあ、と感じました。
退団選手
名前 | ポジション | 所属先(動向) | 年齢 | 発表日 |
豊川 雄太 | FW | KASオイペン | 23歳 | 2018/1/19 |
ブエノ | DF | 徳島ヴォルティス | 22歳 | 2018/1/6 |
赤崎 秀平 | FW | 川崎フロンターレ | 26歳 | 2017/12/28 |
梅鉢 貴秀 | MF | ツエーゲン金沢 | 25歳 | 2017/12/21 |
続いて退団選手です。
昨シーズンガンバ大阪に期限付き移籍していた赤崎が、今シーズンはJ1王者の川崎フロンターレに移籍することになりました。
正直彼の力では、川崎フロンターレで出場機会を得られるとは思えませんが、頑張って欲しいと思います。
また昨シーズン、J2のファジアーノ岡山に期限付き移籍していた豊川選手が、ベルギーのKASオイペンに移籍しました。
若い選手が海外に行くことはよいことですね。
ベルギーリーグは久保選手や森岡選手など日本人選手も活躍していますし、是非ともこれから成長していって欲しいですね。
また昨シーズンリーグ戦は2試合しか出場機会のなかったブエノ選手は、J2の徳島ヴォルティスへの移籍が決まりました。
まとめ
内田、犬飼とDFを中心とした補強となった2018年シーズンオフ。
ただ全体的には補強も放出も少ない形となりましたね。
概ね昨シーズンと同様の布陣で戦うシーズンとなりそうです。
昨シーズン最終節で優勝を逃した悔しさを胸に、今シーズンは王者奪還を目標に戦って来ると思います。
以上、鹿島アントラーズ2018年オフの移籍状況でした。
次回はセレッソ大阪の2018年オフの移籍状況を見てみたいと思います。