2018年シーズンのJリーグが間もなく始まろうとしています。
開幕戦は2月23日~25日で決まりました。
そこで今オフの各チームの移籍状況を見ていきたいと思います。
まずは、昨シーズン優勝した川崎フロンターレです。
*【川崎フロンターレ】最終節で大逆転、悲願のJ1リーグ初優勝~2017シーズン 順位・結果~ はこちら
■移籍情報
新加入選手
名前 | ポジション | 前所属 | 年齢 | 発表日 |
齋藤 学 | MF | 横浜F・マリノス | 27歳 | 2018/1/12 |
鈴木 雄斗 | MF | モンテディオ山形 | 24歳 | 2018/1/7 |
下田 北斗 | MF | 湘南ベルマーレ | 26歳 | 2017/12/30 |
大久保 嘉人 | FW | FC東京 | 35歳 | 2017/12/29 |
赤崎 秀平 | FW | 鹿島アントラーズ | 26歳 | 2017/12/28 |
まずは新加入選手を見ていきたいと思います。
二人の大物を獲得したオフとなりましたね。
まずは2017年内に発表された大久保選手の出戻り。
1年前、川崎に三行半を突きつけてFC東京に移籍したので、あまりにも恥ずかしい出戻りとなりましたが、プライドを捨てて戻ってきました。
一昨年とは違いレギュラーが保証されているわけではありません。
彼がいなくなった昨シーズン、阿部選手や家長選手が大活躍しリーグ優勝を果たしたことを考えれば、まずはレギュラーを獲得するところからの戦いになりますね。
続いて、年が明けた2018年、衝撃的なニュースが舞い込んできました。
横浜F・マリノスの10番にしてキャプテンを務めていた齋藤学選手の0円移籍です。
まさか川崎に移籍するとは思いませんでした。
川崎としては、阿部、家長、そして齋藤と2列目はJ1屈指の攻撃力となっています。
昨シーズン靭帯損傷の大怪我を負い全治8ヶ月の診断を受けているため、復帰は5月頃になりそうですが、ACLやカップ戦含め4冠を狙うチームにとって、これ以上ない補強になったと思います。
また、昨シーズン鹿島からガンバ大阪に期限付き移籍していた赤崎選手が、今シーズンは川崎に移籍することになりました。
正直去年のガンバでさえ出場機会が限られていた選手が、今の川崎の前線に割り込める余地は殆どないのではないかと思います。
何故川崎を移籍先に選んだのかわかりませんが、試合数が多いため少しでも試合に出れると良いですね。
退団選手
名前 | ポジション | 所属先(動向) | 年齢 | 発表日 |
森本 貴幸 | FW | アビスパ福岡 | 29歳 | 2018/1/7 |
井川 祐輔 | DF | イースタンSC | 35歳 | 2018/1/4 |
三好 康児 | MF | 北海道コンサドーレ札幌 | 20歳 | 2017/12/26 |
可児 壮隆 | MF | ガイナーレ鳥栖 | 26歳 | 2017/12/26 |
板倉 滉 | DF | ベガルタ仙台 | 21歳 | 2017/12/22 |
大塚 翔平 | FW | 未定 | 27歳 | 2017/12/6 |
狩野 健太 | MF | 未定 | 31歳 | 2017/12/6 |
ハイネル | FW | ポンチ・プレッタ | 27歳 | 2017/12/1 |
続いて退団選手です。
ハイネルや、狩野、板倉、三好、井川、森本と、退団選手の殆どは、昨シーズン出場機会の少なかった選手でした。
一番印象的なのは、森本のJ2福岡への移籍でしょうか。
15歳でJ1デビューし、その後イタリアのセリエAに移籍した頃は、将来日本を背負う選手になるかと思っていました。
しかし伸び悩み、イタリアから帰ってきた後はJ2の千葉でプレー。
ようやく2016年、地元でJ1の川崎に加入しましたがパッとせず、たったの2年でまたJ2のチームへ行くことになりました。
若い頃注目されてもその後なかなか上手くいかないものだなと痛感しましたね。
まとめ
大久保、齋藤という2人の攻撃陣を補強し、今シーズンもJ1優勝の筆頭候補かと思います。
シルバーコレクターを遂に卒業し、王者として迎える2018年シーズン。
川崎フロンターレの真価が問われますね。
以上、川崎フロンターレ2018年オフの移籍状況でした。
次回は鹿島アントラーズの2018年オフの移籍状況を見てみたいと思います。