【保存版】過去20回のW杯優勝国まとめ その②

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ワールドカップ

前回に引き続き、過去20回のW杯優勝国を見ていきたいと思います。

前回は、ブラジル、ドイツ、イタリアの3カ国を見ました。

*【保存版】過去20回のW杯優勝国まとめ その① はこちら

本日は、残りの5カ国を見ていきたいと思います。

なお、これまでW杯は20回開催されており、次回のロシア大会で21回目の開催となります。

■過去W杯優勝国と優勝回数

順位 国名 優勝回数
1位 ブラジル 5回
2位 ドイツ(西ドイツ時代含む) 4回
2位 イタリア 4回
4位 アルゼンチン 2回
4位 ウルグアイ 2回
6位 スペイン 1回
6位 フランス 1回
6位 イングランド 1回

優勝国は全部で8カ国しかありません。

20回大会が開催され、優勝国が8カ国というのを多いとみるか、少ないとみるかは人それぞれかと思いますが、個人的には少ないなと思います。

それだけトーナメントに強い国、弱い国というのがあるという事ですね。

この辺りは国民性や代表への熱の入り方、期待度などでも変わるのかもしれません。

■歴代4位はアルゼンチンとウルグアイの南米勢

歴代優勝回数4位はアルゼンチンとウルグアイの2カ国で2回です。

まずはアルゼンチン。

1978年の母国開催で初優勝、そして1986年のメキシコ大会で2回目の優勝。

特にメキシコ大会はあのマラドーナの神の手が話題となった大会です。

未だにアルゼンチンとイングランドの試合が組まれた時はドキドキしますね。

毎大会、優勝候補に挙げられるアルゼンチン代表ですが、1986年以来W杯の優勝は出来ていません。

一番優勝に近づいたのは前回大会。

メッシ擁するアルゼンチンは決勝まで進みましたが、ドイツの前に0-1で沈み、1986年大会以来の優勝はなりませんでした。

今回のロシアW杯予選は、非常に厳しい戦いを強いられ、なんとか最終節でW杯への切符をつかみ取りました。

ロシア大会で優勝候補に挙げられるかというと難しいですが、メッシが覚醒すればワンチャンあるかもしれません。

恐らくメッシとしても年齢的に最後のW杯となるでしょう。

母国の英雄、マラドーナと肩を並べるため、最後のピースをうめることはできるのか、本大会が楽しみですね。

続いて、ウルグアイ代表。

記念すべき母国での第1回大会、及び第二次世界大戦後初めて行われた第4回のブラジル大会で優勝しています。

しかし、それ以後W杯の優勝とは程遠く、ベスト4が2回となっています。

今回の南米予選は、2位で通過、本選出場となりました。

メッシの同僚であるスアレスが爆発できるかどうかが、本大会において上位進出へのカギになりますね。

スアレスもメッシ同様今回のW杯が年齢的に最後の大会になるかと思います。

スアレスといえば2大会前に相手選手のシュートをゴールライン際で手で止め退場になったことを思い出しますね。

あのプレーが結局ウルグアイ代表をベスト4まで導きました。

今大会、スアレスにも有終の美を飾ってほしいですね。

■歴代6位はスペイン、フランス、イングランドの欧州勢

歴代6位は3チーム共欧州勢ですね。

そして優勝回数はそれぞれ1回ずつとなっています。

まずはスペイン代表。

2010年南アフリカ大会。

オランダとの初優勝を掛けての決勝に勝利し、初のW杯制覇を成し遂げました。

2008年の欧州選手権、そして後に2012年の欧州選手権も制し、この4年間は主要な国際大会の全てを制したといっても過言ではありませんでした。

スペインはお国柄、各クラブチームへ愛着が強いため、なかなかナショナルチームの結束が出来にくいという欠点が昔から指摘されていましたが、この4年間については、本当に素晴らしい戦いだったと思います。

しかし、2014年W杯はGL敗退、2016年欧州選手権もベスト16でイタリアに敗れるなど、ここ数年は対策も施され思うような結果が出ていません。

ロシアW杯で新しいスペイン代表を見られるのか、楽しみです。

続いてフランス代表。

1998年、2度目の自国開催となったW杯で初優勝を飾りました。

今新ためてメンバーを見てみると、DFにはテュラムやローラン・ブラン、デザイー、MFにはディディエ・デシャンやジダンにパトリック・ヴィエイラ、FWにはトレゼゲにアンリと、とんでもないメンバーですね。

そりゃ自国開催ですし優勝しますわな、というメンバーでした。

その後も2006年大会でも決勝に進み、準優勝するなど近年は安定的に力を出しています。

また記憶に新しい所では、2016年の自国開催の欧州選手権。

こちらも決勝でポルトガルに敗れましたが、準優勝しています。

若手に有望な選手が多く、2018年ロシアW杯でも結果を残してくれると思っています。

個人的には、ブラジルの対抗馬はフランスではないかと考えています。

では最後に、イングランド代表。

サッカーの母国ですが、W杯優勝は1966年の自国開催まで遡らなければなりません。

実に50年、半世紀の間W杯優勝からは見放されています。

国内リーグは今や世界最高峰のリーグとなり、多くのトップチームは各国代表選手だらけとなったこともあり、なかなか若手にチャンスが回ってきにくくなっている部分もあるかもしれません。

今回のW杯予選は、グループリーグにも恵まれ、1位突破を果たしましたが、実力を考えると、現状なかなか優勝候補にはあげずらい状況です。

■まとめ

これで過去20回のW杯優勝国すべてとなります。

20回も大会を行っていて、南米と欧州以外の国は優勝したことがありません。

それどころか、他の大陸国は決勝の舞台にもあがったことがありません。

来年夏に行われれロシアW杯で、他の大陸から決勝に進むチームは出てくるのか。

楽しみに待ちたいと思います。

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