【サウジアラビア代表】~2018年ロシアW杯出場国-アジア~

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サウジアラビア国旗

来年2018年6月にロシアW杯が行われます。

そこで出場を決めた各チームの予選結果と、これまでのW杯での戦績等を振り返りたいと思います。

まず今回、アジア最終予選グループBを2位突破したサウジアラビア代表を見ていきたいと思います。

オーストラリアを退け、久々3大会ぶり5回目の出場

サウジアラビア代表、実に3大会ぶり、5回目の出場となります。

最終予選の戦績は、6勝1分3敗、勝点19得点17失点10でした。

最終節、日本に勝てば自力で出場を決められるとあって、アウェーのキング・アブドゥラー・スポーツ・シティースタジアムはとんでもない熱気でした。

日本代表としては、W杯出場を決めた後の試合ということもあり、中々エンジンがかからず、0-1で敗れサウジアラビアの出場権獲得に貢献した形です。

この結果グループBでは、勝点19得失点差でサウジアラビアに及ばなかったオーストラリアがプレーオフに回るという厳しい結果となりました。

グループAでは勝点13のシリアがプレーオフに回ってきましたので、やはりグループ間でかなり実力差があったのではないかと思います。

過去のワールドカップ戦績

さて、サウジアラビアのW杯の最高成績ですが、1994年の初出場時、ベスト16に進みましたが、それ以後は全てグループリーグで敗退しています。

今回は3大会ぶりの出場ですし、まずはW杯での1勝を目指す戦いになるでしょうか。

古豪復活となるか期待したいと思います。

それでは、過去の結果詳細を見ていきます。

1994年アメリカ大会

初出場となったアメリカ大会。

結果は2勝1敗の勝点6で決勝トーナメント進出、サウジアラビア代表においてW杯歴代最高成績となりました。

決勝トーナメントでは1回戦でスウェーデン代表に3-1で敗れましたが、初出場でGLを突破して決勝トーナメントに辿り着いたのは素晴らしい事だと思います。

1998年フランス大会

2回目の出場となったフランス大会。

グループリーグは同大会を制したフランス、デンマーク、そして南アフリカ共和国と同組。

初戦のデンマーク戦を0-1で落とすと、2戦目のフランス戦も0-4で敗戦。

GL最終節の南アフリカ戦こそ、2本のPKで2-2と引き分けましたが、1分2敗勝点1の最下位で大会を去る事となりました。

開催国のフランスと同組になったことは不運でしたが、それ以上に1戦目のデンマーク戦を落としたのが痛かったですね。

2002年日韓大会

3回目の出場となった、日韓大会。

本大会GLではドイツ、アイルランド、カメルーンと同組となりました。

結果としては3戦全敗勝点0の最下位でグループリーグ敗退となりました。

初戦のドイツ戦でまさかの0-8大敗。

この時点で正直心が折れてしまったのかもしれません。

その後も2戦目のカメルーン、3戦目のアイルランドと連敗。

さらに3試合を通して得点0失点12。

自分達の良いところを出す間も無く、大会を終えてしまいました。

2006年ドイツ大会

4回目の出場となった、ドイツ大会。

スペイン、ウクライナ、チュニジアと同組。

結果としては、1分2敗勝点1、またしても最下位で大会を去りました。

初戦のチュニジア戦は引き分けましたが、その後ウクライナ、スペインと連敗。

得点2失点7と、前回大会よりは改善されましたが、それでもグループリーグを突破できるレベルには辿り着けませんでした。

■まとめ

1998年大会から、3大会連続でグループリーグ最下位で大会を去ったサウジアラビア代表は、2006年大会を最後に、2010年、2014年と2大会連続でW杯出場を逃します。

そして今回、実に3大会ぶりにW杯の出場権を獲得しました。

正直、過去のW杯戦績からはなかなか上位進出のイメージは持てませんが、それでも初勝利に向かってアジアの力を見せて欲しいと思います。

ちなみにアジアカップは3度制していますが、最後に制したのは1996年。

長らくアジアのトップにも立てていないという現実もあります。

今回久々に出場するW杯でどのような戦いをするのか、期待したいと思います。

以上、サウジアラビア代表の予選結果と、これまでのW杯での戦績でした。

次回は、南米予選を1位で突破した、ブラジル代表の予選結果とこれまでのW杯での成績を見ていきたいと思います。

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