来年2018年6月にロシアW杯が開催されます。
そこで本日は、過去のW杯準優勝国を見ていきたいと思います。
これまでW杯は20回開催されており、次回のロシア大会で21回目の開催となります。
過去W杯準優勝国と準優勝回数
順位 | 国名 | 準優勝回数 |
1位 | ドイツ(西ドイツ時代含む) | 4回 |
2位 | アルゼンチン | 3回 |
2位 | オランダ | 3回 |
4位 | ブラジル | 2回 |
4位 | イタリア | 2回 |
4位 | チェコスロバキア | 2回 |
4位 | ハンガリー | 2回 |
8位 | フランス | 1回 |
8位 | スウェーデン | 1回 |
準優勝国は全部で9カ国です。
このうち、1位ドイツ、2位アルゼンチン、4位ブラジル、イタリア、8位フランスはW杯を制したことがあります。
そのため、W杯優勝国と準優勝国は合わせて12カ国しかありません。
それでは各国の詳細を見ていきましょう。
準優勝回数1位はドイツ
まずは準優勝回数1位で単独最多4回のドイツ。
W杯優勝回数も4回あり、20回の大会の歴史で実に8回、40%の確率で決勝の舞台に進出しています。
*【保存版】過去20回のW杯優勝国まとめ その① はこちら
凄まじい勝負強さですね。
ゲルマン魂が成せる技なのでしょうか。
優勝回数1位のブラジルよりも決勝への出場回数は多くなります。
ただ決勝の戦績は4勝4敗。
ブラジルが5勝2敗ということを考えると決勝での勝負強さはブラジルに分がありますね。
ただ、ドイツは本当に毎回堅実に上位進出してきます。
前回大会の覇者ですし、当然ロシアW杯での有力候補にもなるでしょう。
もしロシア大会で優勝すれば優勝回数でブラジルに並び、準優勝回数でも単独1位となるため、共に首位に躍り出ます。
準優勝回数2位はアルゼンチンとオランダ
準優勝回数2位は、南米のアルゼンチンと欧州のオランダの2カ国で3回です。
まずはアルゼンチン。
第1回のウルグアイ大会、1990年イタリア大会、そして前回2014年ブラジル大会の3大会で準優勝に終わっています。
W杯優勝回数も2回、準優勝回数3回と、強豪であるのは間違いありませんが、決勝での勝率は40%と負け越しています。
今回のW杯ロシア予選も相当苦戦しましたし、ロシア大会に関しては優勝候補にはあげずらいですが、準優勝した前回大会もメッシがいることを除けばそれ程下馬評が高かったわけではありません。
大会中に結束力を高めることが出来れば、ひょっとするとワンチャンあり得るかもしれません。
続いてオランダ。
オランダは1974年の西ドイツ大会、1978年のアルゼンチン大会、そして2010年の南アフリカ大会の3大会で準優勝に終わっています。
決勝での戦績は0勝3敗、勝率0%となってしまっています。
1974年及び、1978年大会は、2大会連続で決勝に進むも、それぞれ対戦相手が共に開催国(1974年は西ドイツ、1978年はアルゼンチン)という、非常に厳しい戦いとなりました。
また、2010年大会は初めて決勝で開催国以外のチームと当たりましたが、対戦相手は当時世界最強を誇っており、主要国際大会を制し続けていたスペインとの対戦となってしまいました。
運がなかったといえばそれまでですが、やはり3回以上決勝に出場して1度もW杯を掲げられていないのは、オランダのみです。
そしてロシアW杯欧州予選。
残念ながら、同グループのフランスそしてスウェーデンの後塵をはいし、なんと予選敗退。
ロシアの地にオランダは辿り着けませんでした。
ただ、オランダが予選敗退することはそれ程珍しい話ではありません。
1974年、1978年と2大会連続で準優勝した後、2大会連続で予選敗退。
また1998年大会でベスト4に入った後、2002年大会は予選敗退。
そして2014年大会で3位になった後、2018年大会は予選敗退。
どうも好成績を残した後は、燃え尽きてしまうようです。
ロッベンも代表引退を表明しましたし、一時代が終わった気がしました。
もう一度、ゼロからチーム作りをしなければいけませんね。
長くなってきましたので続きは次回に回します。
次回は、同率4位、同率8位の6チームを見ていきたいと思います。