欧州各国の各リーグは、開幕から約5ケ月を経過しました。
大体第17節まで進んでいます。
そこで本日は、クリスマス休暇に入ったスぺインリーガエスパニョーラの第17節までの順位・結果を見ていきたいと思います。
■第17節終了時順位表
順位 | チーム名 | 勝点 | 試合数 | 得失点差 |
1位 | FCバルセロナ | 45 | 17 | 38 |
2位 | アトレティコ・マドリード | 36 | 17 | 17 |
3位 | バレンシアCF | 34 | 17 | 19 |
4位 | レアル・マドリード | 31 | 16 | 16 |
5位 | セビージャFC | 29 | 17 | -2 |
6位 | ビジャレアル | 27 | 17 | 4 |
7位 | エイバル | 24 | 17 | -7 |
8位 | ヘタフェCF | 23 | 17 | 6 |
9位 | レアル・ソシエダ | 23 | 17 | 2 |
10位 | ジローナFC | 23 | 17 | -5 |
11位 | セルタ・デ・ビーゴ | 21 | 17 | 5 |
12位 | アスレティック・ビルバオ | 21 | 17 | -1 |
13位 | レガネス | 21 | 16 | -2 |
14位 | レアル・ベティス | 21 | 17 | -6 |
15位 | RCDエスパニョール | 20 | 17 | -7 |
16位 | レバンテUD | 18 | 17 | -7 |
17位 | アラベス | 15 | 17 | -12 |
18位 | デポルティーボ・ラ・コルーニャ | 15 | 17 | -15 |
19位 | マラガCF | 11 | 17 | -18 |
20位 | ラス・パルマス | 11 | 17 | -25 |
■バルセロナ独走首位ターン レアルは早くも終戦か
前半戦17試合を終えて首位を走るのは、FCバルセロナです。
リーグ開幕17試合で14勝3分、得点45失点7と、改めてとんでもない数字になっています。
前半戦を終え、リーガ全チームで唯一の無敗ターンを成し遂げました。
前回も述べましたが、得点数もさることながら、未だ複数失点した試合が1試合しかなく、守備陣が非常に素晴らしい仕事をしていますね。
国王敗、CL含め未だ今シーズン無敗を続けています。
*【欧州CLグループリーグ】組み合わせ決定!総評と突破予想〜2017-2018シーズン はこちら
シーズン前のスーパーカップでレアルに惨敗したことなど、殆どの方が忘れているのではないでしょうか。
冬の移籍市場でコウチーニョの獲得も噂されており、このまま独走してしまいそうな勢いですね。
*【FCバルセロナ】 最新移籍情報 2017-2018 はこちら
2位は、アトレティコ・マドリードです。
リーグ開幕17試合で10勝6分1敗、得点25失点8と、バルセロナに次ぐ失点数の少なさで2位につけています。
欧州CLは失意のグループリーグ敗退となってしまいましたが、リーガでは順調に勝点を積み重ねています。
ただ1位の化物バルサとは既に勝点9の差をつけられており、追いつき追い越すには、後半戦相当の爆発がないと厳しい状況です。
ただ冬の移籍市場で、補強禁止処分が解け、ようやくジエゴ・コスタを獲得・選手登録できるようになります。
昨年のプレミア王者チェルシーでチーム内得点王の加入で、後半戦一気に得点力が上がれば、バルサを追いかける挑戦権を得られるかもしれません。
*【アトレティコ・マドリード】 最新移籍情報 2017-2018 はこちら
続いて3位は、今シーズンサプライズを提供しているバレンシアCF。
リーグ開幕17試合で10勝4分3敗、得点36失点17と、首位のバルセロナに次ぐ得点で3位につけています。
シモーネ・ザザとロドリゴのFW陣が2人で18得点上げており、チームの好調を支えています。
すぐ後ろには白い巨人レアル・マドリードが迫っていますが、どこまで3位を死守できるか、楽しみですね。
そして、4位は今シーズン不振のレアル・マドリード。
他のチームより1試合消化試合が少ないですが、リーグ戦16試合で、9勝4分3敗、得点30失点14となっています。
暫定ですが、早くも首位バルサとは勝点14差、ちょっと追いつける差ではないですね。
12月23日(土)にレアルのホームで行われたクラシコ、ここで0-3で敗れたのは、勝点3を失った以上に、レアルの面々に精神的なダメージを与えたと思います。
頼みのクリロナもなかなか調子が上向かず、クラシコでは信じられない空振りシュートもありました。
攻撃陣の全体的な年齢も上がってきていますし、そろそろ大規模なチームの作り直しが必要な時期かもしれません。
*【レアル・マドリード】 最新移籍情報 2017-2018 はこちら
■降格圏3チームは2試合で降格圏脱出可能
降格圏に沈んでいるチームは、デポルティーボ・ラ・コルーニャ・マラガCF、ラス・パルマスの3チームです。
降格圏3チーム全て二桁勝点にのせており、残留圏の17位との勝点差は0~4。
他のリーグに比べれば、まだまだ挽回可能な数字です。
ただスタッツを見ていくと、各チームとも1試合平均約2点失点しており、まずは守備陣の立て直しが必要かと思います。
16位のレバンテUDあたりまでが、残留争いになるでしょうか。
■第17節終了時点の得点ランキング
順位 | 選手名 | チーム名 | 得点数 | 試合数 |
1位 | リオネル・メッシ | FCバルセロナ | 15 | 17 |
2位 | イアゴ・アスパス | セルタ・デ・ビーゴ | 11 | 16 |
3位 | ルイス・スアレス | FCバルセロナ | 10 | 14 |
3位 | シモーネ・ザザ | バレンシアCF | 10 | 15 |
1位はFCバルセロナのリオネル・メッシ。
17試合15得点と、相変わらずハイペースで得点を積み重ねています。
メッシの疲労だけが心配でしたが、3位に同じFCバルセロナのスアレスが食い込んできました。
スアレスが復調し、更にデンベレも復帰、コウチーニョを移籍で獲得となれば、流石にメッシへの負担も減り、結果として更にメッシの得点が増えるでしょうね。
2位は、セルタ・デ・ビーゴのイアゴ・アスパス。
16試合で11得点、チームが11位ということを考えれば、孤軍奮闘の活躍です。
既に29歳とベテランの域に入ってきていますが、まだまだ頑張って欲しいです。
3位は同率でFCバルセロナのルイス・スアレスと、バレンシアCFのシモーネ・ザザ。
スアレスは14試合で10得点と、バルサでメッシに次ぐ得点数となっています。
開幕後しばらくは得点が少なかったですが、徐々に調子を上げてきています。
シモーネ・ザザは15試合で10得点、こちらはチーム得点王ですね。
■まとめ
シーズン約半分を終え、バルセロナが完全に独走態勢を築いています。
余程バルサが失速しない限り、他のチームにはもうノーチャンスかもしれません。
2位~4位は混戦模様です。
1試合未消化のレアルが勝利すれば、勝点2差の中に3チームがひしめき合う形になります。
*【リーガ・エスパニョーラ】バルセロナ無敗首位、レアルは未だ波に乗れず 2017-2018シーズン第12節までの順位・結果 はこちら
次回は第24節終了時に順位・結果をみたいと思います。
以上、リーガ・エスパニョーラ2017-2018シーズン第17節までの順位・結果でした。