欧州各国の各リーグは、開幕から約3ケ月を経過しました。
大体第12節まで進んでいます。
そこで本日は、スペインリーガエスパニョーラの第12節までの順位・結果を見ていきたいと思います。
■第12節終了時順位表
順位 | チーム名 | 勝点 | 得失点差 |
1位 | FCバルセロナ | 34 | 29 |
2位 | バレンシアCF | 30 | 21 |
3位 | レアル・マドリード | 24 | 13 |
4位 | アトレティコ・マドリード | 24 | 10 |
5位 | セビージャFC | 22 | 2 |
6位 | ビジャレアル | 21 | 7 |
7位 | レアル・ソシエダ | 18 | 3 |
8位 | レガネス | 17 | -2 |
9位 | レアル・ベティス | 17 | -4 |
10位 | ヘタフェCF | 16 | 5 |
11位 | ジローナFC | 16 | -3 |
12位 | レバンテUD | 15 | -1 |
13位 | セルタ・デ・ビーゴ | 14 | 4 |
14位 | RCDエスパニョール | 13 | -6 |
15位 | アスレティック・ビルバオ | 12 | -4 |
16位 | デポルティーボ・ラ・コルーニャ | 11 | -8 |
17位 | エイバル | 11 | -14 |
18位 | マラガCF | 7 | -16 |
19位 | アラベス | 6 | -14 |
20位 | ラス・パルマス | 6 | -22 |
■バルセロナが首位独走 レアルと早くも勝点10差
前半戦12試合を終えて首位を走るのは、FCバルセロナです。
リーグ開幕12試合で11勝1分、得点33失点4と、改めてとんでもない数字になっています。
第8節アウェイでの、アトレティコ・マドリード戦こそ引き分けましたが、それ以外の11試合は勝利を収め、引き続き首位をひた走っています。
得点数もさることながら、未だ複数失点した試合もなく、守備陣が非常に素晴らしい仕事をしていますね。
バルベルデ監督の手腕が本当に素晴らしいのでしょうね。
ネイマールがパリSGに移籍し、そのお金で獲得したデンベレもケガで未だ離脱中と、どう考えても戦力ダウンは否めないと思っていましたが、そんな周囲の心配をよそに、12節を終わった段階で早くもリーガは一人旅となっています。
欧州CLでも5戦3勝2分、GL首位通過をほぼ決めています。
*【欧州CLグループリーグ】組み合わせ決定!総評と突破予想〜2017-2018シーズン はこちら
メッシは今シーズンここまでリーグ戦全試合に出場しており、更に1試合も途中交代がありません。
先日の6月で30歳になっており、シーズンを通してこのフル稼働は流石に難しいのではないかと思っておりましたが、実は先日、メッシは試合中87%は歩いているという衝撃のスタッツがニュースで流れていました。
活動量は減っているのかもしれませんが、一瞬のスピードで得点やアシストを量産する等、未だチームの核であり続けていますね。
*【FCバルセロナ】 最新移籍情報 2017-2018 はこちら
2位は、驚きのバレンシアCFです。
リーグ開幕12試合で9勝3分、得点32失点11と、バルセロナに次ぐ得点力で2位をキープしています。
レアル・マドリードとアトレティコ・マドリードを抑えての2位は立派ですね。
シモーネ・ザザとロドリゴの2人が得点を量産し、チームを牽引しています。
まだまだシーズンの3分の1が終わったところですが、今シーズンの目玉チームとなるかもしれませんね。
続いて3位は、昨年の王者レアル・マドリード。
リーグ開幕12試合で7勝3分2敗、得点22失点9と、上位2チームに比べて得点力が劣っている状況です。
なんと言っても12試合を終えて、エースのクリロナがリーグ1得点では、さすがに厳しいですね。
チームも6節から9節まで4連勝し一気に波に乗ったかと思いましたが、10節にアウェイでジローナFCに敗れると、12節でもアウェイでアトレティコ・マドリードと引き分け、調子が上がってきません。
早くも首位バルサとは勝点10差、そう小さくない差にはなっています。
欧州CLでもこのままでは2位通過となってしまいそうで、ジダン監督の立場も徐々に危うくなりそうです。
クラブW杯を挟んで、12月23日に今シーズンリーグでは初のクラシコがレアルのホームで行われます。
ここでバルサに敗れるようなことがあれば、リーガは年明けを待たずに行方が決まってしまうかもしれません。
レアル、そしてジダン監督には是非とも巻き返しを期待したいです。
*【レアル・マドリード】 最新移籍情報 2017-2018 はこちら
4位はアトレティコ・マドリード。
リーグ開幕12試合で6勝6分、得点16失点6と、バルセロナに次ぐ失点の少なさで4位をキープしています。
今オフは、選手獲得禁止処分を受けており、新たな選手の獲得は出来ませんでしたが、間もなく冬の移籍市場で、ジエゴ・コスタやビートロが加入しますので、それまでなんとか首位のバルセロナについていきたいですね。
*【アトレティコ・マドリード】 最新移籍情報 2017-2018 はこちら
■降格圏に沈む3チームは厳しい状況続く
降格圏に沈んでいるチームは、マラガCF、アラベス、ラス・パルマスの3チームです。
降格圏3チームだけ、未だ勝点が二桁に届いておりません。
17位のエイバルが勝点11ということを考えると、これ以上離されてしまうと厳しくなってくるので、なんとか持ちこたえたい所です。
各チームとも得点が1試合平均で1点取れていないため、冬の移籍市場で何かしら攻撃陣のテコ入れを行いたい所です。
■第12節終了時点の得点ランキング
順位 | 選手名 | チーム名 | 得点数 | 試合数 |
1位 | リオネル・メッシ | FCバルセロナ | 12 | 12 |
2位 | シモーネ・ザザ | バレンシアCF | 9 | 11 |
3位 | セドリック・バカンブ | ビジャレアル | 8 | 11 |
1位はバルセロナのリオネル・メッシ。
12試合12得点と、相変わらず1試合1得点以上のハイペースで得点を量産し続けています。
今シーズン、このままメッシが好調を維持し続ければ、文句なしでメッシの1年になりそうですね。
ただ来年はW杯もあるため、エンストしないかだけが心配です。
2位は、バレンシアのシモーネ・ザザ。
11試合で9得点と、メッシという化物がいなければ普通は得点ランキングトップにいてもおかしくない数字です。
バレンシアが現在2位を走っているのも、このザザが9得点、そして得点ランク4位タイの7得点を決めているロドリゴの二人が好調だからと言っても過言ではありません。
今シーズンバレンシアは台風の目になっていますね。
3位はビジャレアルのセドリック・バカンブ。
11試合で8得点と、チームを引っ張る活躍を見せています。
ビジャレアルの総得点が19点ですので、4割のゴールは彼から生まれています。
チーム順位は6位と欧州カップの出場圏内におり、このまま調子を維持してほしいですね。
また、毎年メッシと得点王争いを繰り広げるクリスティアーノ・ロナウドですが、今シーズンは未だリーグ戦1得点しか挙げられていません。
12試合を終えて、既にメッシと11点差、流石に今シーズンは白旗でしょうか。
今シーズンの得点王は、ケガで長期離脱にでもならない限り、メッシが持っていきそうですね。
■まとめ
シーズン3分の1を終え、早くもバルセロナが独走態勢を築いています。
得点数、失点数、そして勝点でも他チームを全く寄せ付けていません。
ちなみに、レアルとバルサのクラシコですが、クラブW杯の影響で日程が変わり、12月23日の土曜日、第17節にレアル・マドリードのホームサンチャゴ・ベルナベウで予定されています。
ここでバルサが勝てば、リーグは決まりでしょうね。
次回は第17節終了時に順位・結果をみたいと思います。
*【リーガ・エスパニョーラ】バルセロナ独走無敗で首位ターン、レアルは終戦か 2017-2018シーズン第17節までの順位・結果 はこちら
以上、リーガ・エスパニョーラ2017-2018シーズン第12節までの順位・結果でした。
*【まとめ】サッカー スペイン・リーガエスパニョーラ 2016-2017シーズン 順位・結果 はこちら