欧州各国の各リーグは、開幕から約1ケ月を経過しました。
大体第6節まで進んでいます。
そこで本日は、スペインリーガ・エスパニョーラの第6節までの順位・結果を見ていきたいと思います。
■第6節終了時順位表
順位 | チーム名 | 勝点 | 得失点差 |
1位 | FCバルセロナ | 18 | 18 |
2位 | アトレティコ・マドリード | 14 | 8 |
3位 | セビージャFC | 13 | 4 |
4位 | バレンシアCF | 12 | 7 |
5位 | レアル・ベティス | 12 | 3 |
6位 | レアル・マドリード | 11 | 5 |
7位 | レガネス | 10 | 2 |
8位 | レアル・ソシエダ | 9 | 0 |
9位 | レバンテUD | 9 | 0 |
10位 | ヘタフェCF | 8 | 3 |
11位 | アスレティック・ビルバオ | 8 | 1 |
12位 | RCDエスパニョール | 8 | -2 |
13位 | セルタ・デ・ビーゴ | 7 | 2 |
14位 | ビジャレアル | 7 | -3 |
15位 | ラス・パルマス | 6 | -5 |
16位 | エイバル | 6 | -11 |
17位 | ジローナFC | 5 | -5 |
18位 | デポルティーボ・ラ・コルーニャ | 4 | -8 |
19位 | マラガCF | 1 | -10 |
20位 | アラベス | 0 | -9 |
■バルセロナが首位独走 レアルはスタートでつまずく
前半戦6試合を終えて首位を走るのは、昨年リーグ2位のバルセロナです。
リーグ開幕6試合で6勝、得点20失点2と、とんでもない数字になっています。
ネイマールがパリSGに移籍し、そのお金で獲得したデンベレもケガで長期離脱となり、どう考えても戦力ダウンは否めないと思っていましたが、そんな周囲の心配をよそに、6節を終わった段階で早くもリーガは一人旅となっています。
エースのメッシは6試合で9得点、既に2試合でハットトリックを達成し、シーズン開幕から好調を維持しています。
ネイマールがいなくなって、窮屈さがなくなり、自身の思い通りにプレーできている気がしますね。
欧州CLでも2戦2勝、初戦のユベントス戦でもメッシは2ゴールを挙げて、チームの勝利に貢献しています。
*【欧州CLグループリーグ】組み合わせ決定!総評と突破予想〜2017-2018シーズン はこちら
メッシは今シーズンここまで、出場可能な試合には全て出場しており、更に1試合も途中交代がありません。
全試合フル出場を続けていますが、先日の6月で30歳になっており、シーズンを通してこのフル稼働は流石に難しいのではないかと思います。
どのタイミングでメッシを休ませ、大事な試合でしっかりと結果を出せるよう、マネジメントしていくのか、バルベルデの手腕が問われますね。
*【FCバルセロナ】 最新移籍情報 2017-2018 はこちら
2位は、昨年リーグ3位だったアトレティコ・マドリードです。
毎年、少ない予算ながらレアルとバルサの2強に立ち向かっています。
今オフは、選手獲得禁止処分を受けており、新たな選手の獲得は出来ませんでした。
そのため、選手層の上澄みはほぼありません。
ただ、冬の移籍市場で、ジエゴ・コスタが加入しますので、それまでなんとか首位のバルセロナについていきたいですね。
グリーズマンとコスタの2トップは、リーガでもなかなか強力な2トップだと思います。
*【アトレティコ・マドリード】 最新移籍情報 2017-2018 はこちら
3位は、昨年4位のセビージャFC。
6試合を終えて7得点3失点と、得点も少ないですが失点も少なく、負けたのは2位のアトレティコとの試合だけと、手堅く勝点を積み上げています。
まさかのスタートダッシュに失敗したのは6位レアル・マドリード。
6試合を終えて、3勝2分1敗。
2、3節とバレンシア、レバンテにホームで連続で引き分け、5節ではレアル・ベティスに後半アディッショナルタイムに決勝弾を入れられ、ホームで今シーズン初黒星を喫しました。
ベンゼマが故障で戦列を離脱し、クリロナが5試合出場停止を食らい、モラタとハメスは放出したということもあり、正直前線のコマが足りていませんでした。
6試合で11得点というのは昨シーズンまでのレアルであれば少ない数字だと思います。
欧州CLでは2連勝を達成し、GL首位を走っていますが、リーグではなかなか厳しいスタートとなりました。
全38節ありまだまだシーズンは長いですが、第6節時点で首位バルセロナと勝点7差は小さくない差です。
しかし、腐ってもレアル。
ここからジダン監督のもと、巻き返しを期待したいと思います。
*【レアル・マドリード】 最新移籍情報 2017-2018 はこちら
■降格圏に沈む3チームは厳しい船出
降格圏に沈んでいるチームは、デポルティーボ・ラ・コルーニャ、マラガCF、アラベスの3チームです。
デポルティーボは1勝していますが、マラガとアラベスの2チームはまだ今シーズン勝星がありません。
特にアラベスは未だ引き分けすらなく、勝点0となってしまっています。
1得点10失点ということで、得点力不足が本当に深刻ですね。
前半戦に出遅れたチームはなかなか浮上のきっかけを掴みにくいので、何か早めに手を打ちたい所です。
■第6節終了時点の得点ランキング
順位 | 選手名 | チーム名 | 得点数 | 試合数 |
1位 | リオネル・メッシ | FCバルセロナ | 9 | 6 |
2位 | シモーネ・ザザ | バレンシアCF | 5 | 6 |
2位 | マキシ・ゴメス | セルタ・デ・ビーゴ | 5 | 6 |
1位はバルセロナのリオネル・メッシ。
上でも述べましたが、6試合9得点と、今シーズンも1試合1得点以上のハイペースで得点を量産し続けています。
一体あと何年この活躍を続けてくれるのでしょうか。
今年30歳を迎えましたが、まだまだ衰えるような所は見られません。
きっと本人のモチベーションが続く限り、我々を楽しませてくれるのでしょう。
2位は、バレンシアのシモーネ・ザザ。
6試合で5得点と、メッシという化物がいなければ普通は得点ランキングトップにいてもおかしくない数字です。
現在バレンシアは4位、総得点は12得点ですから、チームのゴールの半分は彼が決めていることになります。
今シーズンバレンシアは台風の目になりそうな予感がしますね。
同じく同率2位は、セルタ・デ・ビーゴのマキシ・ゴメス。
シモーネ・ザザと同じく、6試合5得点となっています。
セルタ・デ・ビーゴは総得点が10点ですので、6割のゴールは彼から生まれています。
チーム順位は13位と少し低いですが、まだまだこれから挽回してほしいですね。
また、毎年メッシと得点王争いを繰り広げるクリスティアーノ・ロナウドですが、今シーズンは出場停止の影響もあり、2試合しかリーグには出場できておらず、まだ無得点です。
今後、どこかで一気にギアを上げてくるとは思いますが、それでもスタート時点でメッシと9得点も差があるのは少し厳しいですね。
今シーズンの得点王は、ケガで長期離脱にでもならない限り、メッシが持っていきそうな気がします。
■まとめ
前半戦のスタートダッシュは戦前の予想を覆してバルセロナが決めました。
得点数、失点数等で他のチームをよせつけませんでした。
このままバルセロナが突っ走るのか、それともアトレティコやレアル・マドリードの逆襲があるのか。
ちなみに、レアルとバルサのクラシコは、12月20日の水曜日、第17節にレアル・マドリードのホームサンチャゴ・ベルナベウで、5月6日の日曜日、第36節にバルセロナのホームカンプ・ノウで予定されています。
次回は第12節終了時に順位・結果をみたいと思います。
*【リーガ・エスパニョーラ】バルセロナ無敗首位、レアルは未だ波に乗れず 2017-2018シーズン第12節までの順位・結果 はこちら
以上、リーガ・エスパニョーラ2017-2018シーズン第6節までの順位・結果でした。
*【まとめ】サッカー スペイン・リーガエスパニョーラ 2016-2017シーズン 順位・結果 はこちら