欧州各国の各リーグは、開幕から約5ケ月を経過しました。
大体第17節まで進んでいますが、プレミアリーグはクリスマス休暇がないため、20節まで進んでいます。
それではイングランドプレミアリーグの第20節までの順位・結果を見ていきたいと思います。
■第20節終了時順位表
順位 | チーム名 | 勝点 | 試合数 | 得失点差 |
1位 | マンチェスター・シティ | 58 | 20 | 49 |
2位 | マンチェスター・ユナイテッド | 43 | 20 | 27 |
3位 | チェルシー | 42 | 20 | 20 |
4位 | リヴァプール | 38 | 20 | 23 |
5位 | トッテナム・ホットスパー | 37 | 20 | 19 |
6位 | アーセナル | 37 | 20 | 12 |
7位 | バーンリーFC | 33 | 20 | 1 |
8位 | レスター・シティ | 27 | 20 | 0 |
9位 | エヴァートン | 27 | 20 | -6 |
10位 | ワトフォード | 25 | 20 | -6 |
11位 | ハダーズフィールド・タウン | 23 | 20 | -14 |
12位 | ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン | 21 | 20 | -10 |
13位 | ストーク・シティ | 20 | 20 | -18 |
14位 | サウザンプトン | 19 | 20 | -10 |
15位 | ニューカッスル・ユナイテッド | 18 | 20 | -11 |
16位 | クリスタル・パレス | 18 | 20 | -14 |
17位 | ウエストハム・ユナイテッド | 18 | 20 | -16 |
18位 | AFCボーンマウス | 17 | 20 | -13 |
19位 | ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン | 15 | 20 | -13 |
20位 | スウォンジー・シティ | 13 | 20 | -20 |
▪️マンC歴史的快進撃で一人旅、優勝はほぼ確定か
前半戦20試合を終えて首位を走るのは、ペップ・グアルディオラ率いるマンチェスター・シティです。
リーグ開幕20試合で19勝1分、得点61失点12と、とんでもない数字になっています。
ここ数年、ここまでプレミアで独走したチームがあったでしょうか。
大型補強とペップの手腕が噛み合うと、プレミアであってもこうも突っ走ってしまうのですね。
2位のマンチェスター・ユナイテッドと勝点差が既に15。
もう優勝の行方は確定してしまったと言わざるを得ません。
2位は、モウリーニョ率いるマンチェスター・ユナイテッドです。
リーグ開幕20試合で13勝4分3敗、得点43失点16と、マンCが歴史的独走をしていなければ、恐らく優勝争いをしていてもおかしくない数字です。
今シーズン喫した3敗も、アウェイのハダーズフィールド・タウン戦とチェルシー戦、そしてホームでのマンC戦と、ハダーズフィールドを除いてはやむを得ない相手でした。
リーグ敗も敗れましたので、最大の目標はCL制覇そして、FA杯の制覇になるでしょう。
欧州CLではGL首位通過を決めました。
ベスト16で対戦する相手もセビージャFCとそこそこいい相手を引いたと思います。
*【欧州CLグループリーグ】組み合わせ決定!総評と突破予想〜2017-2018シーズン はこちら
3位は、昨年王者アントニオ・コンテ率いるチェルシー。
リーグ開幕20試合で13勝3分4敗、得点34失点14となっています。
失点は首位マンCに次いで少ないですが、既に4敗してしまい優勝争いからは脱落、序盤戦に取りこぼしがあったのが痛かったですね。
2月から3月にかけて、マンU・マンCとのアウェイ2連戦が残っているのも痛いです。
その他、昨年リーグ2位のトッテナムは5位、昨年リーグ4位のリヴァプールが4位、序盤調子を崩していた昨年リーグ5位のアーセナルは引き続き6位となっています。
前回記事で不安視していたエヴァートンですが、勝点27で9位まで順位を上げてきています。
まだまだ大型補強の成果は出ていませんが、とりあえず降格圏からは大きく離れることが出来たので良かったです。
■降格圏チームは大きく変動
降格圏に沈んでいるチームは、AFCボーンマス、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン、スウォンジー・シティの3チームです。
12節終了時点では、ウェストハム・ユナイテッド、スウォンジー・シティ、クリスタル・パレスの3チームでしたので、大きく顔ぶれが変わりました。
なにより、第4節終了後デブール監督を解任したクリスタル・パレスが降格圏を脱出し、16位に浮上しています。
降格圏の18位AFCボーンマスとの勝点差は1しかありませんので、まだまだ安心は出来ませんがそれでも開幕から数試合の状況を考えるとよくここまで盛り返してきたなという印象です。
なお、6節終了時点で17位だった岡崎慎司所属のレスター・シティですが、少しずつチームも嚙み合い始め、12節終了時点で12位、そして20節終了時点では8位まで順位を上げてきています。
■第20節終了時点の得点ランキング
順位 | 選手名 | チーム名 | 得点数 | 試合数 |
1位 | ハリー・ケイン | トッテナム | 18 | 19 |
2位 | モハメド・サラー | リヴァプール | 15 | 20 |
3位 | ラヒーム・スターリング | マンチェスター・シティ | 13 | 18 |
1位はトッテナムのハリー・ケインです。
序盤戦こそ大人しかったですが、徐々に調子を上げてきて、遂に得点ランキング単独トップに躍り出ました。
チームは現在5位と、欧州CL出場圏外にいますが、エースの活躍で4位以内へ食い込んでいきたい所です。
2位は今シーズンからプレミアに上陸したリヴァプールのモハメド・アラーです。
20試合出場で15得点と、加入一年目で完全にリヴァプールのエースに君臨しています。
この冬には同じくエースのコウチーニョがバルサへ移籍するとの噂が出ているため、彼にかかる期待はさらに大きくなるでしょう。
3位はマンチェスター・シティのラヒーム・スターリング。
18試合出場で13ゴールを決めています。
12節終了時点ではランキング外の7位でしたが、一気にジャンプアップしてきました。
なお、アグエロが4位で12ゴール、ガブリエル・ジェズスが8ゴールを決めており、FW3人で33得点を入れており、チーム力の高さが伺えますね。
■まとめ
リーグ半分を終え、ペップのマンCが優勝をほぼ確実なものとしています。
もしこのまま勝点を積み重ね続ければ、年間勝点100越えも可能かもしれません。
まさかこれだけ競争が激しく、各チームのレベルが高いプレミアで、こんな独走が起こるとは思ってもいませんでした。
かわりに2位以下は引き続き混戦となっており、2位~4位の欧州CL出場権獲得争いは、例年通り最後までもつれそうな様相を呈しています。
次回は第26節終了時に順位・結果をみたいと思います。
以上、プレミアリーグ2017-2018シーズン第20節までの順位・結果でした。
*【まとめ】サッカー イングランド・プレミアリーグ 2016-2017シーズン 順位・結果はこちら