8月31日から9月1日にかけて、欧州の移籍市場が閉幕しました。
本日は、昨年のイングランドプレミアリーグ年間5位のアーセナルの移籍状況を見ていきたいと思います。
19年ぶりに欧州CLへの切符を逃した2016-2017シーズン。
19年連続で欧州CLに出場していたことも驚きですが、そのアーセナルが遂にCLから姿を消すということに寂しさを感じました。
ファンの失望も大きく、流石にヴェンゲル監督は退任かと思いましたが、クラブはレジェンドとの契約延長を選び、2年契約を結びました。
当然のことながら、1年でのリーグトップ4復帰、そして2018-2019シーズンでの欧州CL復帰が目標となりますね。
まずは現有戦力が移籍をしないように努め、更に新たな選手を補強し、チームを立て直さなければなりません。
今夏プレミアの各チームは特に多くの選手補強を行ったので、厳しい戦いとなるのは間違いありませんが。
それでは今シーズンのチームの状況を見ていきたいと思います。
◾️監督
アーセン・ヴェンゲル
監督は引き続き、アーセン・ヴェンゲルが務めます。
1996年から指揮を執り始め、遂に22シーズン目に入ります。
元マンチェスター・ユナイテッドの闘将ファーガソンに並ぶ可能性のある唯一のプレミア監督です。
前述しています通り、2016-2017シーズンでは実に19年ぶりに欧州CLへの切符を失いました。
これまでの功績はもはや説明の必要がないかもしれませんが、少しずつでも確実に他のプレミアのチームと差が開いている気がしてなりません。
2017-2018シーズンは本当にヴェンゲルにとって正念場の1年となりそうです。
◾️GK
背番号13 ダビド・オスピナ
背番号33 ペトル・チェフ
背番号54 マット・メイシー
GKは上記3名となっています。
正GKは昨年と同じくペトル・チェフでしょう。
2015年オフにチェルシーから移籍してきて2シーズン経ちましたが、安定したパフォーマンスを続けています。
第2GKはダビド・オスピナです。
なかなか出場機会は少ないですが、彼のようなキーパーが控えにいてくれることはチームとしては助かりますね。
なお、昨年まで在籍していたエミリアーノ・マルティネスは、スペインのヘタフェに移籍しました。
ヘタフェでは背番号1を背負うことになりましたが、まだ今シーズンのリーグ戦出場はありません。
◾️DF
背番号2 マテュー・ドゥビュシー
背番号4 ペア・メルテザッカー
背番号6 ローラン・コシェルニー
背番号16 ロブ・ホールディング
背番号18 ナチョ・モンレアル
背番号20 シュコドラン・ムスタフィ
背番号21 カラム・チェンバース
背番号24 エクトル・ベジェリン
背番号31 セアド・コラシナツ
今夏アーセナルを離れた選手はキーラン・ギブスです。
昨シーズンはリーグ戦11試合に出場しましたが、出場機会を求めて、ウェスト・プロムウィッチ・アルビオンに移籍しました。
逆に加入した選手は、左SBのセアド・コラシナツです。
こちらはシャルケからフリーでの加入となりました。
左SBや左SHでの出場が見込まれています。
現在25歳ということもあり、これからの活躍に期待ですね。
◾️MF
背番号8 アーロン・ラムジー
背番号10 ジャック・ウィルシャー
背番号11 メスト・エジル
背番号19 サンティ・カソルラ
背番号22 ジェフ・レーヌ・アデレード
背番号29 グラニト・ジャカ
背番号30 エインズリー・メイトランド・ナイルズ
背番号34 フランシス・コクラン
背番号35 モハメド・エルネニー
今夏チームを退団したのは、アレックス・オックスレイド・チェンバレンです。
チェルシー移籍がほぼ決まりかけていましたが、最後の最後で本人の意向もあり、リヴァプールへ移籍することになりました。
しかし、いくら契約期間が残り1年に迫っていたからといえ、チェンバレンに3500万ポンドは高すぎる気もします。
ちょっとプレミアリーグのバブルはおかしいですね。
その他、ジャック・ウィルシャーがローンバックしています。
ウィルシャーも本当に怪我の多い選手ですね。
怪我がなければプレミアでも主力を張れる実力はあると思うのですが。。。
◾️FW
背番号7 アレクシス・サンチェス
背番号9 アレクサンドル・ラカゼット
背番号12 オリヴィエ・ジルー
背番号14 テオ・ウォルコット
背番号17 アレックス・イウォビ
背番号23 ダニー・ウェルベック
背番号32 チュバ・アクポム
まず、今夏チームを離れたのは、ルーカス・ペレスと、ヤヤ・サノゴです。
ルーカス・ペレスはスペインのデポルティボ・ラ・コルーニャへローンで移籍しました。
自身が背負っていた背番号9を、移籍してきたラカゼットに奪われ、事実上の戦力外となりました。
また、ヤヤ・サノゴはフランスのトゥールーズへの完全移籍となりました。
逆に今夏チームに加入した選手は、アレクサンドル・ラカゼットとチュバ・アクポムの2人。
ラカゼットはフランスのリヨンから、移籍金最大で5200万ポンドで獲得しました。
移籍金は超高額ですが、よく欧州CL出場権のないアーセナルに来てくれたなという印象です。
移籍金に見合う活躍をして、来シーズンは欧州CLの舞台で彼を見たいですね。
もう一人のチュバ・アクポムは、ブライトンからのローンバックです。
まだ若い選手ですので、将来が期待されます。
以上、アーセナルの移籍情報 2017-2018でした。
*【アーセナル】19年ぶり欧州CL出場権逃す、ヴェンゲルはチームを立て直せるのか~2016-2017 順位・結果~ はこちら