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【まとめ】■時間帯別得失点に見る、各チームの特徴と課題-③(J1)

【まとめ】■時間帯別得失点に見る、各チームの特徴と課題-③(J1)

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サッカー

第8節までのJ1各チームの時間帯別得失点と、そこから見える特徴や課題を検討していく記事の、第3弾です。

今回は9位から13位のチームを見ていきます。

*【まとめ】■時間帯別得失点に見る、各チームの特徴と課題-①(J1) はこちら

*【まとめ】■時間帯別得失点に見る、各チームの特徴と課題-②(J1) はこちら

■方向性の見えにくい各チーム

まずは各チームの時間帯別得失点の一覧です。

赤表が【得点(1~8節)】、青表が【失点(1~8節)】です。また終盤は76分~試合終了までの時間帯と定義します。

【得点 1~8節(9~13位)】

【失点 1~8節(9~13位)】

(1)9位:横浜F・マリノス

総得点10点はJ19位タイの得点数です。

オフには、GK榎本が浦和に、MF兵藤が札幌に、そしてMF中村俊輔が磐田に、それぞれ移籍しました。

契約交渉の結果次第では、DFの中澤もチームを離れる可能性がありました。

チームを長年支えてきたベテランが去り、過渡期を迎えている印象です。

チームとして得点の形があまり見えず、ここ2試合ほどは頼みの齋藤も封じ込まれています

今後、得点数が徐々に減っていくのではないかと思います。全得点のうち、前半40.0%(4点)、後半60.0%(6点)、うち終盤得点は20.0%(2点)です。

続いて失点に関して、総失点9点。前半44.4%(4点)、後半55.6%(5点)失点しています。

終盤失点は1失点しかなく、全体的に堅守のイメージがありますが、後半5失点のうち3失点が61~75分に固まっており、後半の足が止まってきた時間帯に失点をしています。

まだ一度もJ2に降格したことがないオリジナル10のうちの1チームですが、今後負けが込んでくると、立て直しが一筋縄ではいかないかもしれません。

特に攻撃に関しては、「戦術齋藤」と言われるほど、齋藤に依存しており、彼が封じ込められるととたんに得点の気配がなくなります。

昨年の名古屋のようにならないことを祈るのみです。

(2)10位:柏レイソル

総得点11点は、浦和、G大阪、F東京に次いで4位タイです。

開幕前に期待されていた、ブラジル人トリオ(クリスティアーノ、ディエゴ オリヴェイラ、ハモン ロペス)がいまいち機能しておらず、3人揃っての得点はまだ見られません。

オランダ帰りの大津を含め、本来であれば4人の強力FWを要しているため、連携が深まればもう少し得点できるのではないでしょうか。

時間帯別得点を細かく見ていくと、前半は16~30分の間に3点、後半は46~60分の間に3点取っています。

また前半30分から前半ATまでは全く得点がありません。

失点ですが、総失点は10点。

うち前半30分から前半ATまでの間に4失点、また後半ATにも2失点しています。

前半後半共に終了15分前に失点しており、改善しなければいけない状況です。

ちょうど得点が奪えない時間帯に、失点をしており、結果として10位という順位になっていると考えられます。

守備に関しては、元日本代表で、長年ドイツでプレーしていた細貝選手が、3月末に加入しました。

まだそれほどチームにフィット出来ていないため、出場時間が少ないですが、今後チームの戦力になれば、守備の部分は安定してくるかと思います。

(3)11位:清水エスパルス

総得点11点は、10位柏と同じくJ14位タイの得点数です。

攻撃陣の柱だった大前選手がオフに大宮に移籍しましたが、鄭 大世選手をはじめ残った選手がその穴を埋めつつある状況です。

先日J1通算20,000ゴールを決めたのが、清水の金子選手というのも記憶に新しいかと思います。

総得点11点のうち、後半得点比率が81.8%(9点)、さらに終盤得点比率が54.5%(6点)となっています。

第7節の大宮戦や、第8節の川崎戦等、ギリギリで追いついて引き分けに持ち込む展開も多く見られます。

総失点は10点です。ただ、その内、7失点が後半、さらにうち6失点が後半61分以降に取られています。

後半中盤以降、一気に失点率が上がるのは、肉体的疲れからなのか、精神的なものなのかわかりませんが、この時間帯の失点を少なくしていかない限り、なかなか上位進出は難しい気がします。

J1復帰一年目の今シーズンの目標は、現実的にはJ1残留になるかと思います。

ただ、鄭 大世を始めとする攻撃陣にはそれなりの得点がうまれているため、守備陣の頑張りに期待したい所です。

(4)12位:サガン鳥栖

総得点11点は、10位柏、11位清水と同じくJ14位タイの得点数です。

今オフには、川崎からU-23日本代表の原川を、ベルギーのシントから小野を獲得し、さらにイタリアのカリアリから、コロンビア人のビクトル・イバルボを獲得し、「戦術豊田」からの脱却を図りました。

しかし、ふたを開けてみれば、今季もチーム最多得点は豊田(第8節終了時点で4得点)となっており、あまり例年と変わらない状況が続いています。

時間帯別得点については、磐田と同じく、後半よりも前半の方が多く得点を挙げています。

現状では磐田と鳥栖のみです。

総失点は10点ですが、そのうち実に9失点が後半に固まっています。

さらにそのうち終盤失点が5点、61分~75分の失点が3点となっており、とにかく終盤の守備が課題です。

オフに正GKの林がF東京に移籍しましたが、元日本代表GKの権田をFC東京から獲得したため戦力的にはそれ程落ちているとは思えません。

攻撃陣に関しては、昨年より戦力的に上積みがあると思えるので、今後に期待したいと思います。

また、今季リーグ戦はまだ出場がありませんが、元日本代表でセルティックでもプレーした水野選手にも期待しています。

(5)13位:ベガルタ仙台

総得点は、7点はJ114位タイです。

何より深刻なのが、第8節終了時点で、J1で唯一、前半に得点がありません。

にもかかわらず、前半の失点は8点もあります。

基本的にいつも追いかける展開で後半に入らなければいけない状況になっています。

やはりオフにウィルソンやハモン・ロペスを放出したにもかかわらず、攻撃陣で補強できたのが、石原、平山の2人では厳しかった印象です。

平山にいたっては未だJ1の試合には出場できていない状況です。

総失点は、18点で、J1で最多失点です。

第6節で浦和に0-7でボコボコにされましたが、それでも最下位の大宮よりも失点数が多いのは、守備が崩壊している証拠です(大宮も一度、G大阪に0-6で負けています)。

またルヴァン杯GSでも、F東京に0-6で敗れる等、守備の崩壊は目も当てられません。

J1最多失点ながら、13位に留まれているのは、今季J1で勝利した試合は3試合ともすべて無失点での勝利であったためです。

無失点で勝つか、大敗するか、そのような試合が多くなっています。

一度失点すると雪崩のように失点を繰り返してしまうため、1失点しても辛抱強く守備をし続けることが必要かと思います。

最後に詳細な時間帯別得失点一覧表を載せておきます。

【得点(全チーム詳細) 1~8節】

【失点(全チーム詳細) 1~8節】
次回は最終回、第8節終了時点で14~18位のチームの時間帯別得失点に見る、各チームの特徴と課題を考えたいと思います。

*【まとめ】■時間帯別得失点に見る、各チームの特徴と課題-④(J1) はこちら

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