■J2で闘う元日本代表戦士たち-2017年シーズン②(J2)

さて、引き続き「J2で闘う元日本代表戦士たち-2017年シーズン②」と題して、2017年度J2で闘う元日本代表戦士たちを特集したいと思います。

 

第２回は、東京ヴェルディ、徳島ヴォルティス、V・ファーレン長崎、松本山雅FC、アビスパ福岡の5チームです。

＊■J2で闘う元日本代表戦士たち-2017年シーズン①(J2)　はこちら

■東京ヴェルディ

【DF永田充選手】

元浦和レッズ、アルビレックス新潟の永田充選手です。

 

今季から、東京Vに加入しました。

 

J1通算272試合に出場しており、2011~2012年にかけては、浦和でDFの主力として活躍していました。

 

今季加入した東京Vでも開幕からスタメンフル出場を続けていましたが、第6節の岡山戦で怪我をして以来、公式戦の出場がありません。

 

浦和にいたときから、怪我が多い選手でした。今年34歳という年齢を考えると、シーズンを通しての活躍はなかなか難しいのかもしれません。

 

日本代表通算2試合出場、0得点。W杯の出場はありません。

【MF橋本英郎選手】

元ガンバ大阪、ヴィッセル神戸の橋本選手です。

 

2008年のクラブW杯マンU戦で1ゴール1アシストの活躍をしました。覚えている方はいらっしゃるでしょうか？

 

ボランチや左サイドバック、右サイドハーフなど、様々なポジションをこなせる柔軟性を武器に長年にわたりJ1で活躍しました。

 

J1通算出場数は、339試合。今年38歳となります。

 

個人的に好きな選手でしたので、まだまだ衰えていない所を見せてほしいです。

 

今季から東京Vに加入し、主にサブとしてチームを支えていましたが、ここ2試合はスタメン出場しています。

 

日本代表通算15試合出場、0得点。W杯の出場はありません。

【MF二川孝広選手】

橋本選手と同じく、元ガンバ大阪の二川選手です。

 

ガンバユースから、ガンバ大阪一筋でしたが、出場機会が激減した2016年夏、東京Vに移籍しました。

 

東京V移籍後の2016年は、20試合に出場し存在感を見せましたが、2017年は開幕からまだ公式戦出場がありません。

 

今年37歳になりますが、二川選手の絶妙なスルーパスをまだまだ見たいと思っています。

 

J1通算出場数は、394試合、43ゴールきめています。

 

日本代表通算1試合出場、0得点。W杯の出場はありません。

■徳島ヴォルティス

調べた所、元代表選手はおりませんでした。

■V・ファーレン長崎

調べた所、元代表選手はおりませんでした。

■松本山雅FC

【DF田中隼磨選手】

元横浜FM、名古屋グランパスの田中隼磨選手です。

 

2014年から、自身の出身地である長野の松本山雅FCでプレーしています。

 

移籍1年目、怪我をおして試合に出場し続け、J1昇格が決まった試合で涙を流していたのが印象的でした。

 

今季も開幕から全試合にスタメン出場しています。

 

現在チームはJ2の中位に甘んじていますが、これから巻き返しを期待したいと思います。

 

今年35歳になりますが、底知れぬ持久力を持っている選手なので、まだまだ活躍してくれると思っています。

 

日本代表通算1試合出場、0得点。W杯の出場はありません。

■アビスパ福岡

【DF駒野友一選手】

元サンフレッチェ広島、ジュビロ磐田の駒野選手です。

 

駒野選手と言えば、2010年の南アフリカW杯、決勝T1回戦のパラグアイ戦でのPK戦で唯一PKを外した事を思い出します。

 

当時、LIVEで試合を見ており、試合後、駒野選手が泣いていたのを思い出します。

 

ただ南アフリカW杯での駒野選手の活躍は素晴らしいものがありましたし、誰も彼を責められないと思います。

 

2016年7月に、アビスパ福岡に東京FCからレンタルで加入しましたが、同年チームはJ2に降格。

 

2017年に完全移籍で福岡に移り、J2で闘っています。

 

正確無比なクロスは36歳となる今季も健在です。

 

コンスタントに試合には出場しており、チームも現在3位と好調です。

 

来期J1に戻ってきて、また雄姿を見せてほしいと思います。

 

日本代表通算78試合出場、1得点。2006年、2010年W杯に出場しています。

【MF山瀬功治選手】

元横浜FM、京都サンガの山瀬選手です。

 

横浜FMの印象が強いですが、実は、プロスタートは札幌で、途中浦和や川崎にも2年ずつ所属している等、移籍が多い選手です。

 

今季、京都サンガからアビスパ福岡に移籍してきました。

 

アビスパは元J1の有力者を集めているあたり、1年でのJ1復帰を本気で考えているのが伝わってきます。

 

駒野選手と同じく、今年36歳になりますが、コンスタントに試合に出場しており、チームの上位進出に貢献しています。

 

日本代表通算13試合出場、5得点。W杯の出場はありません。

【FW坂田大輔選手】

元横浜FM、FC東京の坂田選手です。

 

正直に申し上げると、元日本代表戦士だとは知りませんでした。

 

横浜FMの印象が強かったですが、既に今季でアビスパ福岡在籍6年目と、非常に長くなっております。

 

J1出場数は271試合、J2出場数も156試合となっており、海外を経験している選手としては非常に多い出場数だと思います。

 

今季は主にサブとして試合に出場していましたが、ここ2試合はスタメンで出場しています。

 

日本代表通算1試合出場、0得点、W杯の出場はありません。

 

次回は、大分、岐阜、愛媛、町田、水戸、千葉、京都の7チームを見ていきたいと思います。