「J2で闘う元日本代表戦士たち-2017年シーズン③」、シリーズ第3回は、大分トリニータ、FC岐阜、愛媛FC、FC町田ゼルビア、水戸ホーリーホック、ジェフユナイデット千葉、京都サンガF.C.の7チームです。
*■J2で闘う元日本代表戦士たち-2017年シーズン①(J2) はこちら
*■J2で闘う元日本代表戦士たち-2017年シーズン②(J2) はこちら
目次
■大分トリニータ
【DF坂井達弥選手】
現在サガン鳥栖から、大分トリニータに期限付き移籍している坂井選手です。
正直な所、いったいいつ日本代表に招集されていたのか、全く知りませんでした。
調べてみると、2014年9月、前日本代表監督であるアギーレ時代に1試合だけ出場歴がありました。
しかし後にも先にも、この1試合のみです。
これまでも松本山雅FCやV・ファーレン長崎に期限付き移籍を繰り返しており、なかなか鳥栖ではレギュラーを獲得できていません。
今季もチームが好調の大分で、1試合途中出場のみでほとんど公式戦には出場できておりません。
まだ26歳ですので、出場機会のあるチームで試合に出て成長し、再度日本代表に招集されるようになってほしいですね。
日本代表通算1試合出場、0得点。W杯の出場はありません。
【MF山岸智選手】
元ジェフユナイテッド千葉、サンフレッチェ広島の山岸選手です。
元日本代表監督のオシムチルドレンとして、2000年代中盤は日本代表の常連でした。
プロデビューした2003年から、2015年まで、ずっとJ1所属のチームにいましたが、2016年から、当時J3に降格していた大分に移籍。
左右問わず、またサイドバック・ウイングバックの差を問わず、アウトサイドならばどこでもこなせる選手ですが、攻撃的なポジションで真価を発揮しています。
今シーズンはチームがJ2に昇格し、自身初のJ2で闘っています。第7節以降はレギュラーに定着し、現在7試合連続でスタメン出場中。
今季好調の大分を支えている存在です。
日本代表通算11試合出場、0得点。W杯の出場はありません。
■FC岐阜
調べた所、元代表選手はおりませんでした。
■愛媛FC
調べた所、元代表選手はおりませんでした。
■FC町田ゼルビア
調べた所、元代表選手はおりませんでした。
■水戸ホーリーホック
調べた所、元代表選手はおりませんでした。
■ジェフユナイテッド千葉
【DF近藤直也選手】
元柏レイソルの近藤選手です。
柏レイソルユースから2015年に退団するまで柏一筋でしたが、2015年オフに契約満了により、J2の千葉へ移籍しています。
今季も開幕からほとんどの試合にスタメン出場を続けており、守備の要として、チームに欠かせない選手となっています。
フィジカルが強く、対人に強いDFですが、攻撃意識も高く、DFラインから一気にFWにパスを通すこともしばしばあります。
日本代表通算1試合出場、0得点。W杯の出場はありません。
【MF佐藤勇人選手】
2008~2009年のみ、京都サンガF.C.に所属していましたが、その期間以外は、ユース時代から現在まで、ずっとジェフユナイテッド千葉に所属しています。
J2名古屋に所属する佐藤寿人選手の双子の兄で、現在、双子の兄弟が共にJリーグに所属しているのは、佐藤兄弟だけとなります(昨年までは、サンフレッチェの森崎兄弟がいたが、森崎浩司選手が引退したため)。
今季35歳ということもあり、年々出場機会は減少してきており、今季もまだJ2公式戦の出場が2試合しかありません。
Jリーグ唯一の双子兄弟選手ということもあり、今後もまだまだ活躍して欲しいです。
日本代表通算1試合出場、0得点、W杯の出場はありません。
【MF羽生直剛選手】
現在、大分トリニータに所属する山岸選手と同様、元日本代表監督のオシムチルドレンとして、2000年代中盤は日本代表の常連でした。
今季、10年ぶりに、デビューを果たした千葉に復帰しました。
8年間はFC東京に、1年間は甲府におり、レギュラーとして活躍していました。
J1通算344試合に出場しており、特にオフ・ザ・ボールの動きは一級品です。
今季38歳となるベテランですが、千葉ではサブとしてチームを支えています。
オリジナル10のチームとして、そろそろJ1の舞台に帰ってきてほしいですが、自動昇格の2位以内に入るのは厳しく、プレーオフを勝ちあがれるチーム力もない状況が続いています。
日本代表通算17試合出場、0得点、W杯の出場はありません。
■京都サンガF.C.
【DF田中マルクス闘莉王選手】
言わずと知れた、魂の男、元浦和レッズ、名古屋グランパスの闘莉王選手です。
昨年、不本意な形で名古屋グランパスを退団しましたが、今季同じJ2の京都に移籍し、また日本での活躍を見せてくれることとなりました。
36歳となった今季も、その力は衰えず、J2で9試合出場7得点と、DFとは思えない得点力を発揮しています。
浦和レッズ、名古屋グランパスでは共に主力として、J1でリーグ優勝を経験しております。
京都サンガF.C.としては、これほど経験豊富でリーダーシップのある選手が加入したことは本当に大きなことだと思います。
長年J2が定着してしまっていますが、今季のJ1昇格を期待したくなります。
日本代表通算43試合出場、8得点。2010年W杯に出場しています。
【FW大黒将志選手】
元ガンバ大阪の大黒選手です。
2005年のドイツW杯最終予選北朝鮮戦で、後半ロスタイムに値千金の決勝ゴールを挙げたのを覚えている人は多いのではないでしょうか?
大黒選手も移籍の多い選手で、既に国内外合わせて、11ものクラブチームを渡り歩いています。
今季、山形から京都に復帰し、最初3節はスタメン出場していましたが、闘将闘莉王選手が戦列に復帰してからFWとして出場しているため、現在は出場機会が限られています。
2014年シーズンには、J2で得点王となるなど、37歳となった今季もまだまだ得点感覚は衰えていないと思うので、もう一度スタメンを確保して欲しいです。
日本代表では劇的ゴールが多いため、非常に印象に残っているシーンが多いのですが、実は通算5得点しか挙げていないということには驚きです。
日本代表通算22試合出場、5得点。2006年W杯に出場しています。
次回は、山形、岡山、熊本、金沢、山口、讃岐、群馬の7チームを見ていきたいと思います。
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