「J2で闘う元日本代表戦士たち-2017年シーズン④」、シリーズ第4回は、モンテディオ山形、ファジアーノ岡山、ロアッソ熊本、ツエーゲン金沢、レノファ山口FC、カマターレ讃岐、ザスパクサツ群馬の7チームです。
*■J2で闘う元日本代表戦士たち-2017年シーズン①(J2) はこちら
*■J2で闘う元日本代表戦士たち-2017年シーズン②(J2) はこちら
*■J2で闘う元日本代表戦士たち-2017年シーズン③(J2) はこちら
目次
■モンテディオ山形
【MF本田拓也選手】
元清水エスパルス、鹿島アントラーズの本田選手です。
鹿島アントラーズのイメージがあまりなかったことから調べてみた所、鹿島では負傷のため、2年半の在籍でJ1通算18試合しか出場しておりませんでした。
スポーツ選手に怪我は付き物ですが、やはり長期離脱となると痛いですね。
今季より、山形に加入し、移籍一年目ながらいきなり主将に抜擢されています。
J2の公式戦11試合に出場し、主将としてチームを引っ張っています。
まだ32歳になったばかりと老け込む年ではないと思います。
ぜひともチームをJ1昇格に導いて欲しいですね。
日本代表通算2試合出場、0得点。W杯の出場はありません。
■ファジアーノ岡山
【DF加地亮選手】
元FC東京、ガンバ大阪の加地選手です。
無尽蔵のスタミナで右サイドを駆け上がる姿を思い出します。
2000年代中盤の右サイドと言えば、「加地」というくらい、印象的な活躍を見せてくれいていました。
FC東京やガンバ大阪のイメージの強い方がいらっしゃると思いますが、プロデビューはC大阪で、その後大分にも期限付きで移籍しています。
今季はJ2開幕から、12試合に先発出場し、岡山の右サイドを支えています。
黄金世代と呼ばれた1979年の選手たちも、今年で38歳。
さすがに現役を続けている選手の方が少なくなってきましたね。
プロ生活晩年、後悔の無いよう、選手生活を送ってほしいです。
日本代表通算64試合出場、2得点。2006年のW杯に出場しています。
■ロアッソ熊本
【FW巻誠一郎選手】
元ジェフユナイテッド千葉、東京Vの巻選手です。
2006年ドイツW杯の選手発表の際、サプライズで招集されたことを覚えている方は多いのではないでしょうか?
千葉時代から頭での泥臭いゴールが多く、そのがむしゃらさに、非常に好感をもてました。
2014年から、地元である熊本でプレーをしています。
今季もここ数年と同じく、途中出場が多くなっていますが、J2で12試合に出場し、1得点を決めています。
昨年は震災もあり、非常に厳しい一年でしたが、これからもサポーターに元気を届けてほしいです。
日本代表通算38試合出場、8得点、2006年のW杯に出場しています。
■ツエーゲン金沢
調べた所、元代表選手はおりませんでした。
■レノファ山口FC
調べた所、元代表選手はおりませんでした。
■カマターレ讃岐
【FW我那覇和樹選手】
元川崎フロンターレ、ヴィッセル神戸の我那覇選手です。
沖縄県出身の選手として、初めて日本代表に選出されたことで、記憶に残っている方も多いのではないでしょうか?
川崎、神戸と渡り歩いた後、2011~2013年は、当時JFLに加盟していた、琉球FCに所属していました。
その後、2014年に現在の讃岐に加入しています、一度JFLを経験してからJ2に戻ってくるという、珍しい経歴を持っています。
今季は、開幕戦こそ先発出場しましたが、その後は1試合を除いてサブからの出場となっております。
今では考えられませんが、2000年代前半は、川崎が長年J2にいたこともあり、J1での出場数(128試合)よりもJ2での出場数(223試合)の方が多くなっています(2017/5/18現在)。
日本代表通算6試合出場、3得点、W杯の出場はありません。
■ザスパクサツ群馬
【FW永井雄一郎選手】
元浦和レッズ、清水エスパルスの永井選手です。
ドリブルを得意とし、ここぞの試合で点を決める勝負強さが持ち味です。
浦和でも、清水でも、中々レギュラーとして活躍するシーズンは少なかったですが、非常に印象に残る選手です。
浦和、清水、横浜FCと渡り歩いた後、2014年は1年間、関西1部リーグのアルテリーヴォ和歌山に所属していました。
その後2015年から群馬に所属しています。
我那覇選手と同じく、一度Jリーグ以外のカテゴリーに所属してからのカムバックとなります。
今季は38歳を迎え、さすがに全盛期のスピードやドリブル力は落ちてきたのか、第13節時点でJ2での出場機会はありません。
もう一度だけ、永井選手のキレキレのドリブルが見れたら、嬉しいですね。
日本代表通算4試合出場、1得点。W杯の出場はありません。
次回は最終回、全チーム全選手の総括を行いたいと思います。
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[…] 次回は、山形、岡山、熊本、金沢、山口、讃岐、群馬の7チームを見ていきたいと思います。 […]