来年、2018年6月にロシアW杯が行われます。
さて、本日も引き続き、既に出場を決めたチームがありますので、各チームの状況を確認してきたいと思います。
なお、出場全チームが決まるのは、11月中旬以降となり、グループリーグの組み合わせについては、12月1日に6000人収容可能なモスクワのクレムリン大宮殿のコンサートホールにて行われます。
それでは各出場決定国を見ていきましょう。
今回は、南米予選を勝ち抜いた4チームです。
■ブラジル(予選1位)
まずは、南米予選を1位で通過したブラジル代表。
【ブラジル代表①】~2018年ロシアW杯出場国-南米~
【ブラジル代表②】~2018年ロシアW杯出場国-南米~
【ブラジル代表③】~2018年ロシアW杯出場国-南米~
【ブラジル代表④】~2018年ロシアW杯出場国-南米~
過去5度の優勝を誇る、王国ブラジルのまとめです。
21回連続で大会出場していますので、中々の超大作となってしまいました。
■ウルグアイ(予選2位)
続いては、予選を2位で通過したウルグアイ代表。
予選突破を決めたのは、最終節でしたが、無事3大会連続13回目の出場を決めました。
成績は9勝4分5敗、勝点31得点32失点20と、ブラジルには及びませんが、まずまずの戦いだったと思います。
正直予選は突破してしまえばそれで良いですしね。
実はあまり知られていませんが、ウルグアイ代表はW杯優勝経験国です。
1930年、そして1950年にW杯を制しています。
既に最後に優勝してから67年もの月日が経っており、1950年の優勝を知っているウルグアイ人の方も少なくなっているかもしれません。
是非とももう一度、優勝を成し遂げて欲しいと思います。
ディエゴ・ゴディンやルイス・スアレス、さらにはエディソン・カバーニら主力が軒並み30歳台に突入しています。
彼らにとっては最後のW杯になる可能性もあるので、是非とも本大会で素晴らしい成績をおさめて欲しいと思います。
■アルゼンチン(予選3位)
続いては、リオネル・メッシ擁するアルゼンチン代表。
本当に厳しいW杯予選となりました。
最終節前までは、W杯出場圏外の6位。
まさか前回大会準優勝の、そしてメッシ擁するアルゼンチンを本大会で見られないのではないか、と世界中が恐怖を感じたと思います。
直前には、同じく前回大会3位のオランダ代表が事実上の終焉を迎えていたため、アルゼンチンも同じ轍を踏んでしまうのではないか。。。
しかし、やはり神はいました。
予選最終節、リオネル・メッシがハットトリックを達成、自力でW杯出場をもぎ取りました。
最終的な成績は7勝7分4敗、勝点28得点19失点16。
失点16はブラジルに続いて少ない失点数ですが、得点19は予選突破したチームでは最小、予選敗退したチームを含めてもボリビアの次に少ない得点数でした。
引き分けが多くなってしまい、最後の最後まで予選突破出来なかったのは、得点力不足に他なりません。
メッシという天才に依存するあまり、他の攻撃オプションがなく、彼を封じられると途端に点が取れなくなります。
メッシ以外にも、アグエロやディ・マリア、イグアインなど、世界トップクラスの攻撃陣を要しながらこれだけ点が取れないのは、監督の力量かもしれません。
本戦まであと半年と少し、攻撃陣は得点オプションを増やせるでしょうか。
メッシも30歳になり、ロシアW杯が最後のW杯になる可能性もあります。
アルゼンチン代表は1978年そして、1986年にW杯の頂点に立っています。
1986年はマラドーナの大会でした。
マラドーナにあって、メッシににないもの、それはW杯のトロフィーだけです。
彼を超える事が出来るのか。
最後のチャンスをものにし、名実ともに世界最高のプレーヤーになって欲しいと思います。
■コロンビア(予選4位)
次は、予選4位通過のコロンビアです。
2大会連続、6回目の出場となります。
前回大会では、日本代表がグループリーグで対戦し、コテンパンにやられましたね。
南米のチームの個人技はほんとうにすごいなと思った記憶があります。
さて、最終予選の戦績ですが、7勝6分5敗、勝点27得点21失点19でした。
最終節までもつれた南米予選ですが、なんとか4位で本選への切符をつかみ取りました。
W杯の過去の成績ですが、前回大会のベスト8が最高成績となっています。
その他はベスト16が1回、グループリーグ敗退が3回となっています。
今大会も前回大会以上の成績をおさめたいところですね。
■ペルー(大陸間プレーオフ)
後日更新
以上、南米予選を勝ち抜き、2018年ロシアW杯出場を果たした4チームでした。
次回は、欧州予選を突破したチームを見ていきたいと思います。