【欧州CL・グループリーグ第4節・A~D組】~結果 順位 2017-2018~

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欧州CL第4節 2017-2018

欧州CLのグループリーグ第4節が、現地時間2017年10月31日、11月1日両日に行われました。

第4節を終えて、4連勝しGL突破を決めたチーム、はたまたGL敗退が決定したチーム等出てきましたね。

それでは、グループリーグ第4節・A〜D組の結果を見ていきましょう。

グループA 
マン4連勝でGL突破王手、ベンフィカは4連敗でCL終焉へ王手

・第4節対戦カード

日程 ホーム 試合結果 アウェイ
10/31(火) FCバーゼル 1-2 CSKAモスクワ
10/31(火) マンチェスター・ユナイテッド 2-0 ベンフィカ

グループAは第4節終了時点で、GL突破チームは出ませんでした。

まずはFCバーゼルとCSKAモスクワの試合。

前節アウェイでCSKAモスクワに勝利したバーゼルですが、ホームでは返り討ちにあい、1-2での敗戦となりました。

この試合に勝っていればバーゼルとしてはかなりGL突破に前進していただけに、痛恨の敗戦となりました。

バーゼルとCSKAのグループ2位争いは最終節までもつれ込みそうな予感です。

続いて、マンチェスター・ユナイテッドとベンフィカの一戦。

こちらは前半45分にオウンゴールで先制したマンUが、後半にもダレイ・ブレントのゴールで突き放し、GL開幕から4連勝を飾りました。

これでマンUはあと勝点1を上澄み出来れば、自力でのGL首位突破となりますね。

逆にベンフィカは今シーズン欧州の舞台からは姿を消すでしょう。

残り2試合を共に勝利したとしても、バーゼルとCSKAが共に勝点1を獲得してしまえば、GL最下位が確定します。

ポルトガル王者が見せ場なく欧州の舞台からいなくなるのは少し寂しいですね。

・第4節終了時順位表

順位 チーム名 勝点 得失点差
1位 マンチェスター・ユナイテッド 12 9
2位 FCバーゼル 6 3
3位 CSKAモスクワ 6 -3
4位 ベンフィカ 0 -9

・次節対戦カード

日程 ホーム 試合結果 アウェイ
11/22(水) CSKAモスクワ ベンフィカ
11/22(火) FCバーゼル マンチェスター・ユナイテッド

グループAは残り2節、2位争いが白熱しそうです。

第4節を終えた時点で、バーゼルとCSKAは勝ち点差なしですが、得失点差が6あるため、バーゼル有利は変わりません。

共に首位のマンチェスター・ユナイテッド、最下位のベンフィカとの試合を残しております。

バーゼルとしては次節のマンU戦をなんとか引き分け、最終節ベンフィカに勝利すれば2位が見えてくるでしょう。

CSKAとしては、最終節にマンU戦を残しており、次節のベンフィカ戦での勝利はもちろん、どれだけ得失点差を詰められるかが大事になってきます。

ただ、マンUが好調なため、両チーム共マンUに負けると考えると、得失点差からバーゼルがかなり優位だと思いますね。

1位マンU、4位ベンフィカはほぼ確定、グループAは最終順位が少しずつ見えてきましたね。

*【欧州CLグループリーグ】組み合わせ決定!総評と突破予想〜2017-2018シーズン はこちら

グループB
パリSGが4連勝でGL突破、バイエルンも次節にも突破確定へ

・第4節対戦カード

日程 ホーム 試合結果 アウェイ
10/31(火) パリSG 5-0 アンデルレヒト
10/31(火) セルティック 1-2 バイエルン・ミュンヘン

まずはパリSGとアンデルレヒトの一戦。

前節アウェイで、4-0大勝という結果でしたが、ホームでは更に得点を重ね、5-0で圧勝となりました。

ネイマール、カバーニ、ムバッペの3トップからは、ネイマールの1点しかうまれませんでしたが、DFのクルザワが後半だけでハットトリックを達成。

アンデルレヒトに格の違いを見せつけました。

パリSGはこれで無傷の4連勝、2試合を残して悠々のGL突破となりました。

現在4試合で17得点、得失点差+17ということもあり最終節仮にバイエルンに負けたとしても逆転されることはないでしょう。

次節ホームでセルティックにきちんと勝ちきれば、首位通過も事実上確定ですね。

続いて、セルティックとバイエルンの一戦。

前節ホームで3-0でセルティックを破ったバイエルンですが、アウェイでは苦戦しました。

最小得点差の2-1での勝利。

後半には一時、同点に追いつかれるなど、かなりヒヤヒヤの勝利でした。

余程のことがない限りGLは突破できると思いますが、正直ノックアウトラウンドを勝ち進んで行けるイメージはなかなか持てません。

しかし、なんだかんだベスト4くらいまで勝ち上がってくるのがバイエルンですし、年明けまでにハインケスがチームを軌道にのせるかもしれません。

まだGL突破は決まっていませんが、ノックアウトラウンドでの躍進があるのか、期待したいと思います。

・第4節終了時順位表

順位 チーム名 勝点 得失点差
1位 パリSG 12 17
2位 バイエルン・ミュンヘン 9 4
3位 セルティック 3 -6
4位 アンデルレヒト 0 -15

・次節対戦カード

日程 ホーム 試合結果 アウェイ
11/22(水) アンデルレヒト バイエルン・ミュンヘン
11/22(水) パリSG セルティック

次節、バイエルンはアウェイでアンデルレヒトと戦います。

アンデルレヒトは4試合を終えて勝点0、得失点差−15、GL敗退も決定しました。

まだEL出場の望みはありますが、モチベーション的には厳しいですね。

バイエルンが順当に勝利し、GL突破を決めると思います。

続いて、パリ SGvsセルティックの一戦。

パリSGはここまで4連勝17得点0失点。

強すぎですね笑 セルティックは勝てる気がしません。

パリSGにとっては新戦力を試したりするいい機会かもしれませんね。

ただGL1位突破のために、負けるわけにはいかないので、それなりの戦力で臨むのは間違いないでしょう。

グループBは当初予想通り、パリSGとバイエルンのGL突破で決まりそうです。

グループC
ローマがチェルシーを3発玉砕!A・マドリードは予選突破に赤信号

・第4節対戦カード

日程 ホーム 試合結果 アウェイ
10/18(水) カラバフ 1-1 アトレティコ・マドリード
10/18(水) チェルシー 3-0 ASローマ

まずは、アトレティコ・マドリードとカラバフの一戦。

アトレティコは前節必ず勝点3が必要な試合でしたが、まさかのスコアレスドロー。

そして今節。

ホームカラバフ戦は何が何でも勝たなければならなかったのですが、またしてもドロー。

今シーズンのアトレティコのCLは、終焉を迎えてしまったかもしれません。

残り2試合、チェルシーとローマに連勝し、さらにローマがカラバフに負けなければGL突破は出来ません。

やはり夏の移籍市場で、他のチームが大型補強を行う中、新たな選手を獲得できなかったのは選手層の厚さの部分ではどうしようもない差が生まれています。

続いては、ASローマとチェルシーの一戦。

前節スタンフォードブリッジで行われた試合は3-3の引き分けとなりましたが、スタディオ・オリンピコで行われた今節は3-0でASローマの勝利となりました。

これでローマはチェルシーを抜いて、なんとグループ1位に躍り出ています。

まさかここまで一方的にチェルシーがやられるとは思っていませんでした。

さすがグループCは死の組だけあり、開幕4試合で、首位のローマが勝点8、A~D組で首位が勝点10に届いていないのはC組だけです。

残り2節とはなりましたが、まだまだもうひと悶着ありそうなグループです。

・第4節終了時順位表

順位 チーム名 勝点 得失点差
1位 ASローマ 8 4
2位 チェルシー 7 4
3位 アトレティコ・マドリード 3 -1
4位 カラバフ 2 -7

・次節対戦カード

日程 ホーム 試合結果 アウェイ
11/22(水) カラバフ チェルシー
11/22(水) アトレティコ・マドリード ASローマ

次節、チェルシーがアウェイでカラバフと、ASローマもアウェイでアトレティコ・マドリードと戦います。

チェルシーは最終節がアトレティコ・マドリードですから、グループリーグ突破の為にもカラバフには必ず勝って勝点3を手に入れたい所です。

もしここで敗れるようなことがあれば、グループ2位どころかGL敗退の可能性も残されているため、アトレティコのような取りこぼしをしないよう注意したい試合です。

またローマはアトレティコ・マドリード戦です。

チェルシーを3-0で玉砕できるのであれば、アトレティコ・マドリードにも勝機はあると思います。

ここ最近イタリア勢は、ヨーロッパではユヴェントス以外全くもってダメダメでしたが、遂に復権の兆しが見えるかもしれません。

是非とも今シーズン、台風の目となって欲しいですね。

グループD
バルサ、ユーべ共に分ける、GL突破決定は次節以降に持ち越し

・第4節対戦カード

日程 ホーム 試合結果 アウェイ
10/31(火) スポルティング 1-1 ユヴェントス
10/31(火) オリンピアコス 0-0 FCバルセロナ

グループDの2試合は共に引き分けで終わりました。

まずはスポルティングのホームで行われた、ユヴェントスとの試合。

結果は1-1で引き分け。

前半に先制を許したユヴェントスは、後半34分にイグアインのゴールで同点とし、辛くも引き分けました。

もしこの試合に敗れていたら、スポルティングに勝点と得失点差で並ばれ、GL突破がわからなくなる一戦だったため、イグアインは値千金のゴールでしたね。

スポルティングとしては、まだバルセロナ戦を最終節に残しており、出来ることなら勝ちたかった所ですが、そんなにCLは甘くないですね。

続いてオリンピアコスとバルセロナの一戦。

こちらはスコアレスドローに終わりました。

開幕3連勝とロケットスタートを切っていたバルセロナですが、最後までオリンピアコスのゴールをこじ開けることが出来ず。

今節勝っていればGL突破が決まりましたが、引き分けたため次節以降に持ち越しとなりました。

しかしリーグ戦を含め、今シーズン未だ負けなしと、素晴らしい前半戦を送っています。

逆にオリンピアコスはGL突破がほぼ絶望的になりましたね。

残り2節連勝し、さらにユヴェントスとの得失点差5を挽回するのは、不可能なミッションに思えます。

・第4節終了時順位表

順位 チーム名 勝点 得失点差
1位 FCバルセロナ 10 7
2位 ユヴェントス 7 0
3位 スポルティング 4 -1
4位 オリンピアコス 1 -5

・次節対戦カード

日程 ホーム 試合結果 アウェイ
11/22(水) ユヴェントス FCバルセロナ
11/22(水) スポルティング オリンピアコス

次節、大注目のカード、ユヴェントスとバルセロナの一戦が、ユヴェントスのホームトリノで行われます。

ユヴェントスとしては第1節の借りを返し、GL首位通過に望みを繋ぎたい所です。

逆にバルセロナとしては勝ち、もしくは引き分けでも良いでしょう。

引き分け以上でGL突破が決まりますし、何より確実にGL1位突破するためには、ユヴェントスに勝点3を与えないことが必要です。

スコアや時間帯、試合展開によって、バルサはしたたかな戦い方が必要かもしれませんね。

続いてスポルティング対オリンピアコスの一戦。

スポルティングはGL突破に望みをつなぐためにも勝利が必要です。

ユヴェントスがバルサに負ければ、勝点で並び得失点差で上回れる可能性もあります。

オリンピアコスもまだ勝点1とはいえ、ELに出場出来るチャンスは残されており、必勝を期すと思います。

次節終了時には、ノックアウトラウンド進出チームが多く出てくると思います。

次節、第5節は11/21、11/22の両日に行われます。

以上、【欧州CL・グループリーグ第4節・A~D組】~結果 順位 2017-2018~でした。

*【欧州CL・グループリーグ第3節・A~D組】~結果 順位 2017-2018~ はこちら

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