本日は、J1、2017年前半戦15位、コンサドーレ札幌について、シーズン前半戦の結果を紐解いていきたいと思います。
*【コンサドーレ札幌】夏の補強ピタリ、自己最高タイの11位でゴール~2017シーズン 順位・結果~ はこちら
■前半戦成績(総合・ホーム・アウェー)
・総合成績
勝点 | 試合数 | 勝数 | 引分数 |
15 | 17 | 4 | 3 |
負数 | 得点 | 失点 | 得失点差 |
10 | 14 | 26 | -12 |
・ホーム成績
勝点 | 試合数 | 勝数 | 引分数 |
14 | 8 | 4 | 2 |
負数 | 得点 | 失点 | 得失点差 |
2 | 9 | 8 | 1 |
・アウェイ成績
勝点 | 試合数 | 勝数 | 引分数 |
1 | 9 | 0 | 1 |
負数 | 得点 | 失点 | 得失点差 |
8 | 5 | 18 | -13 |
昨年J2で優勝し、J1の舞台に帰ってきました。
戦績ですが、ぱっと見でわかるように、アウェイで全くと言っていい程、勝てていません。
9試合で0勝1分8敗。
アウェイは毎回、北海道からの遠征という事もあり、他のクラブよりも厳しい戦いを強いられるのもわかります。
しかしそれにしてももう少し引き分けを増やす等して、勝点を上積みしたいところですね。
逆にホームは8試合で4勝2分2敗。
G大阪と神戸という、関西の2チームには敗れてしまいましたが、それ以外の試合はしっかりと勝点を獲得しています。
エースの都倉選手を中心に、ここまでホームでは良い戦いを見せていますね。
夏の移籍市場では、元磐田のジェイや、タイのメッシこと、チャナティップを補強しました。
前半戦を終わって、18チーム中15位。
J2降格圏一歩手前ではありますが、ホームでは勝ちを、アウェイではしっかり引き分けを狙っていけば、J1残留を果たせるのではないかと思います。
■前半戦成績(詳細)
キックオフ | 節 | 開催 | 勝敗 | ホーム | 試合結果 | アウェイ |
2/25(土) | 1 | アウェイ | ● | 仙台 | 1-0 | 札幌 |
3/4(土) | 2 | アウェイ | ● | 横浜FM | 3-0 | 札幌 |
3/11(土) | 3 | ホーム | △ | 札幌 | 1-1 | C大阪 |
3/18(土) | 4 | ホーム | 〇 | 札幌 | 2-1 | 広島 |
4/2(日) | 5 | アウェイ | ● | 甲府 | 2-0 | 札幌 |
4/8(土) | 6 | ホーム | 〇 | 札幌 | 2-1 | FC東京 |
4/16(日) | 7 | ホーム | △ | 札幌 | 1-1 | 川崎F |
4/22(土) | 8 | アウェイ | ● | 浦和 | 3-2 | 札幌 |
4/30(日) | 9 | アウェイ | △ | 磐田 | 2-2 | 札幌 |
5/6(土) | 10 | ホーム | 〇 | 札幌 | 1-0 | 大宮 |
5/14(日) | 11 | ホーム | ● | 札幌 | 0-2 | G大阪 |
5/20(土) | 12 | アウェイ | ● | 新潟 | 1-0 | 札幌 |
5/27(土) | 13 | アウェイ | ● | 鳥栖 | 1-0 | 札幌 |
6/4(日) | 14 | ホーム | ● | 札幌 | 1-2 | 神戸 |
6/17(土) | 15 | アウェイ | ● | 鹿島 | 3-0 | 札幌 |
6/25(日) | 16 | アウェイ | ● | 柏 | 2-1 | 札幌 |
7/1(土) | 17 | ホーム | 〇 | 札幌 | 1-0 | 清水 |
開幕2連敗を喫した時は、やはり今回もJ2へ1年で逆戻りになってしまうのか、と思ってしまいました。
しかし第10節まで、3勝3分4敗と五分の結果で乗り切りました。
大宮や広島、新潟が前半戦つまづいたこともあり、11節からの6連敗もありましたが、なんとか15位に踏みとどまっています。
ただ、ある程度強豪相手ですと、第6節のFC東京戦以外勝ち星がなく、予断を許さない状況です。
後半戦を戦うにあたり、まずは大きな連敗をしないことが重要です。
今シーズン、前半戦で6連敗以上を喫したチームは、札幌と大宮の2チームだけです。
大きな連敗をなくして、勝点を1でも積み上げていく事が、最終的にJ1残留を決める事になると思います。
■前半戦全試合出場
前半戦、全試合出場したのは、GKのク ソンユン選手、MFの兵働慎剛選手、FWの都倉賢選手の3選手です。
また全試合フル出場しているのは、GKのク ソンユン選手のみです。
都倉選手は今年J1でプチブレイクしている選手の1人ではないでしょうか。
後にも述べますが、17試合出場5得点と下位チームながら、FWとして試合を決めるような、決定的な仕事をしています。
下位チームのFWで複数得点を決めチームを引っ張っているのは、都倉選手と清水の鄭大世選手の2人位かと思います。
下位チームはどうしても守備からのカウンターという戦術になりがちです。
そのため少ないチャンスを確実に決められるFWがいることが、J1残留の鍵になってくると思います。
先程も述べましたが、夏に加入した元磐田のジェイ選手も、Jリーグでしっかりと実績を残している選手ですし、良い補強だったのではないかと思います。
他に、16試合出場しているのは、DFの福森晃斗選手、MFの宮澤祐樹選手の2選手。
15試合に出場しているのは、DFの横山知伸選手、MFのキム ミンテ選手の2選手です。
■前半戦チーム内得点ランキング
順位 | ポジション | 背番号 | 名前 | 得点 |
1 | FW | 9 | 都倉 賢 | 5 |
2 | FW | 11 | ヘイス | 2 |
2 | FW | 7 | ジュリーニョ | 2 |
4 | DF | 24 | 福森 晃斗 | 1 |
4 | MF | 2 | 横山 知伸 | 1 |
4 | MF | 6 | 兵藤 慎剛 | 1 |
4 | MF | 10 | 宮澤 裕樹 | 1 |
チーム内得点王は、17試合で5得点の都倉賢選手です。
チーム14得点の内、3分の1にあたるゴールを決めています。
さすがエースですね。
その他、2位タイに2選手。
ともに外国人FWのヘイスとジュリーニョが2得点決めています。
しかし、外国人FWとしては少し物足りないですね。
後半戦、ジェイ選手の無双に期待です。
以上、J1、2017シーズン前半戦15位のコンサドーレ札幌の順位・結果でした。
次回は、2017シーズン前半戦第16位の、大宮アルディージャを見てみたいと思います。
*【まとめ】サッカー J1 2017シーズン前半戦の順位・結果(第1節~第17節)はこちら