本日は、J1、2017年前半戦2位、セレッソ大阪について、シーズン前半戦の結果を紐解いていきたいと思います。
*【セレッソ大阪】J1昇格即3位、カップ戦は2冠、充実の1年~2017シーズン 順位・結果~ はこちら
■前半戦成績(総合・ホーム・アウェー)
・総合成績
勝点 | 試合数 | 勝数 | 引分数 |
35 | 17 | 10 | 5 |
負数 | 得点 | 失点 | 得失点差 |
2 | 33 | 15 | 18 |
・ホーム成績
勝点 | 試合数 | 勝数 | 引分数 |
21 | 9 | 6 | 3 |
負数 | 得点 | 失点 | 得失点差 |
0 | 20 | 6 | 14 |
・アウェイ成績
勝点 | 試合数 | 勝数 | 引分数 |
14 | 8 | 4 | 2 |
負数 | 得点 | 失点 | 得失点差 |
2 | 13 | 9 | 4 |
ホームでは負けなし、アウェイでも2敗のみと、素晴らしい前半戦となりました。
昨年J2を4位で終え、プレーオフを勝ち上がってきたチームとは思えません。
ここ数年、J2プレーオフを勝ち上がってきたチームは、翌年のJ1では必ずと言っていいほど苦戦していました。
正直、リーグ開幕前は、前半戦終わってC大阪は10位にいれば良いかなと思っていたので、サプライズでした。
移籍の目玉であった清武選手が、シーズン中に何度も怪我で離脱していますが、その影響を感じさせないですね。
後半戦もこの調子で行けば、チームの悲願である、リーグタイトルに手が届く位置につけていると思います。
■前半戦成績(詳細)
キックオフ | 節 | 開催 | 勝敗 | ホーム | 試合結果 | アウェイ |
2/25(土) | 1 | ホーム | △ | C大阪 | 0-0 | 磐田 |
3/4(土) | 2 | アウェイ | ● | 浦和 | 3-1 | C大阪 |
3/11(土) | 3 | アウェイ | △ | 札幌 | 1-1 | C大阪 |
3/18(土) | 4 | ホーム | ○ | C大阪 | 1-0 | 鳥栖 |
4/1(土) | 5 | ホーム | ○ | C大阪 | 2-0 | 横浜FM |
4/8(土) | 6 | アウェイ | ○ | 鹿島 | 0-1 | C大阪 |
4/16(日) | 7 | ホーム | △ | C大阪 | 2-2 | G大阪 |
4/22(土) | 8 | アウェイ | △ | 甲府 | 1-1 | C大阪 |
4/30(日) | 9 | ホーム | ○ | C大阪 | 2-0 | 川崎F |
5/6(土) | 10 | アウェイ | ● | 柏 | 1-0 | C大阪 |
5/14(日) | 11 | ホーム | ○ | C大阪 | 5-2 | 広島 |
5/20(土) | 12 | アウェイ | ○ | 大宮 | 0-3 | C大阪 |
5/28(日) | 13 | アウェイ | ○ | 神戸 | 1-2 | C大阪 |
6/4(日) | 14 | ホーム | ○ | C大阪 | 4-0 | 新潟 |
6/17(土) | 15 | ホーム | △ | C大阪 | 1-1 | 清水 |
6/25(日) | 16 | アウェイ | ○ | 仙台 | 2-4 | C大阪 |
7/2(日) | 17 | ホーム | ○ | C大阪 | 3-1 | FC東京 |
敗れた2試合は、2~3月好調だった浦和と、絶賛8連勝の真っただ中にいた柏です。
共にアウェイの試合でしたし、致し方ないかとは思います。
ただ、まだ一度も連敗がなく、負けを引きずっていない所が良いですね。
あくまで筆者個人の印象ですが、セレッソは一度負け出すとズルズル負け続ける印象があったので、今年は少し違う顔を見せてくれています。
ここ7節は、6勝1敗と絶好調ですし、引き分けた第15節の清水戦以外は、複数得点をあげています。
得点は、浦和に次いでリーグ2位、失点も横浜FMに次いで少なくリーグ2位となっており、攻守の歯車がかみ合っていますね。
後半戦は、ここに清武選手が戻ってくるので、一気に突き抜けて欲しいですね。
■前半戦全試合出場
前半戦、全試合出場したのは、DFの丸橋祐介選手、マテイ ヨニッチ選手、MFの山口蛍選手、FWの柿谷曜一朗選手、杉本健勇選手の5名です。
このうち、全試合フル出場をしているのは、マテイ ヨニッチ選手、山口蛍選手の2名です。
マテイ ヨニッチ選手の獲得は成功でしたね。
セレッソの外国人補強は、あまりうまくいかないイメージがありましたが、今回は韓国で実績のある選手を獲得してきましたし、うまくチームにはまりましたね。
他に、16試合出場しているのが、DFの松田陸選手、山下達也選手、MFの山村和也選手の3名です。
8名の選手が、ほとんどの試合に出場しており、フールドプレーヤー10人のうちレギュラーは固定されつつあります。
ここまでは順調に来ておりますが、心配事があるとするとレギュラーの蓄積疲労でしょうか?
特に8月から9月にかけての夏場に、一気にバテないか心配です。
ルヴァン杯も現在勝ち上がっており、秋には天皇杯の試合も始まります。
少しずつローテーションを行わないと、12月までもたないような気もします。
■前半戦チーム内得点ランキング
順位 | ポジション | 背番号 | 名前 | 得点 |
1 | MF | 24 | 山村 和也 | 7 |
1 | FW | 9 | 杉本 健勇 | 7 |
3 | DF | 22 | マテイ ヨニッチ | 4 |
3 | MF | 46 | 清武 弘嗣 | 4 |
5 | FW | 8 | 柿谷 曜一朗 | 3 |
C大阪に移籍してから、攻撃的MFにコンバートされた山村選手が覚醒しています。
鹿島時代を知っている方からしたら、こんなに点を取れる選手に変貌するとは思っていなかった方が多いのではないでしょうか?
もはやチームの核として、大車輪の活躍です。
また、杉本選手もFWとして、しっかりと結果を出していますね。
2桁得点は確実で、得点王争いにも食い込んで欲しいですね。
また、怪我で出場試合は少ないですが、清武選手が4位にランクインしています。
さすが、セビージャから帰ってきただけあって、少ない出場機会でも結果は出しています。
ただ、6億円の移籍金に見合う活躍ではないですね。
後半戦、しっかり真価を発揮してほしいと思います。
そして、柿谷選手。FWとしては本当に物足りないですね。
若い頃、あれだけ天才と騒がれ、将来を期待されていたのに、結局Jリーグで多少点を取れるFWレベルで終わってしまうのでしょうか?
個人的にはもっともっとできるはず、日本代表にも名を連ねていないといけないはずの選手だと思っています。
後半戦は大爆発してもらって、日本代表がロシアW杯の出場権を勝ち取った場合は、代表に選ばれる位の活躍をして欲しいです。
以上、J1、2017シーズン前半戦第2位のセレッソ大阪の順位・結果でした。
次回は、2017シーズン前半戦第3位の、柏レイソルを見てみたいと思います。
*【まとめ】サッカー J1 2017シーズン前半戦の順位・結果(第1節~第17節)はこちら