【チェルシー】最新移籍情報 2017-2018

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チェルシー

8月31日から9月1日にかけて、欧州の移籍市場が閉幕しました。

本日は、昨年のイングランドプレミアリーグ優勝のチェルシーの移籍状況を見ていきたいと思います。

夏の移籍市場で、かねてより獲得が濃厚とされていたルカクをマンチェスター・ユナイテッドに強奪され、チームの補強方針にコンテ監督が不満を露わにした時期もありました。

また、コンテ監督と、昨シーズンのチーム得点王のジエゴ・コスタの確執が表面化する等、色々なことが巻き起こった移籍期間だったかと思います。

しかし、終わってみれば、適材適所に必要な選手を補強でき、悪くないオフシーズンを過ごしたのではないかと思います。

それでは今シーズンのチームの状況を見ていきたいと思います。

◾️監督

アントニオ・コンテ

監督は昨シーズンに引き続き、アントニオ・コンテが務めます。

ユベントスでリーグ3連覇、ユーロ2016では、スペイン代表のユーロ3連覇をストップさせる等の実績を引っさげ、2016年夏、イングランドに上陸しました。

その実績に違わぬ力を見せ、群雄割拠のプレミアリーグを就任1年目で制してしまうのは流石の一言です。

正直2016-2017シーズンが始まる前は、ペップ率いるマンチェスター・シティが優勝するのではないかと思っていました。

今シーズン、他チームも当然大型補強を敢行しており、更にCLもあるため、そう簡単に連覇は出来ないとは思いますが、優勝争いに絡んでくることは間違いないと思います。

*【欧州CLグループリーグ】組み合わせ決定!総評と突破予想〜2017-2018シーズン はこちら

◾️GK

      マテイ・デラツ
背番号1   ウィルフレード・カバジェロ
背番号13 ティボー・クルトワ
背番号37 エドゥアルド

GKは上記の4名となっています。

正GKは昨年と同じくティボー・クルトワです。

また昨年まで第2GKを務めていたアスミル・ベゴヴィッチは移籍金約14億円で、ボーンマスへと旅立ちました。

ここ2年間、チェルシーの控えGKとして活躍して来ましたが、レギュラーで戦える環境を求め、移籍してしまいました。

ただ、マンチェスター・シティよりカバジェロを獲得出来ました。

昨シーズンは安定感のないパフォーマンスに終始した、マンCの正GKブラーボに代わり、17試合に出場しています。

そのため、ひとまず第2GK問題は解決しそうです。

ベテランのエドゥアルドも第3GKとして控えていますので、GKに関してはある程度盤石な体制かと思います。

◾️DF

      アブドゥル・ラーマン・ババ
      ワレス・オリベイラ・ドス・サントス
背番号2   アントニオ・リュディガー
背番号3   マルコス・アロンソ
背番号21 ダヴィデ・ザパコスタ
背番号24 ガリー・ケーヒル
背番号27 アンドレアス・クリステンセン
背番号28 セサル・アスピリクエタ
背番号30 ダヴィド・ルイス
背番号31 フィカヨ・トモリ
背番号40 クリスティアン・アレハンドロ・クエバス

今夏チェルシーを離れた選手は、キャプテンを務めていたジョン・テリー、そして若手有望株のクルト・ズマ、ナタン・アケの3選手です。

テリーは2部のアストン・ヴィラへ、ナタン・アケはボーンマスへ、共に完全移籍の形で移籍しました。

クルト・ズマはストーク・シティに1年間のローンでの移籍となっており、来シーズンはチェルシーに戻ってくる可能性があります。

テリーに関しては、本当に長い間、チェルシーを支えて来た選手ですし、チェルシーで現役を終えて欲しい気持ちもありましたが、本人が現役続行にこだわったこともあり、移籍という形になりました。

かわって今夏加入した選手は、ローマのアントニオ・リュディガーです。

24歳のドイツ人DFを、ボーナスも含めると約50億円で獲得しました。

その金額に違わぬ実力をスタンフォードブリッジで見せて欲しいと思います。

他には、トリノからダヴィデ・ザパコスタも獲得しています。

◾️MF

背番号4 セスク・ファブレガス
背番号6 ダニエル・ドリンクウォーター
背番号7 エンゴロ・カンテ
背番号10 エデン・アザール
背番号14 ティエムエ・バカヨコ
背番号15 ヴィクター・モーゼス
背番号17 チャーリー・ムソンダ
背番号22 ウィリアン
背番号36 スコット・カイル
背番号38 ジェレミー・ボガ

今夏新しくチームに加入したのは、なんといっても、ティエムエ・バカヨコです。

昨シーズンモナコの快進撃の立役者の一人を、約59億円で獲得しました。

今シーズンは、カンテとバカヨコというフランス人コンビが中盤で暴れ回ってくれることと思います。

また、移籍市場最終日に電撃的なニュースも入ってきました。

岡崎慎司が所属するレスターシティから、MFダニエル・ドリンクウォーターを約50億円で獲得しました。

エンゴロ・カンテとは、2シーズンぶりに同僚となります。

しかし、レスターは一昨年の優勝メンバーがどんどん退団してしまいますね。

逆に今夏、チームを退団したのが、ネマニャ・マティッチです。

まさかのマンチェスター・ユナイテッドへの移籍となりました。

マティッチがいなくなるのも痛いですが、ポグバに続き2人もライバルクラブに選手を取られたというのがキツイですね。

幸いにもバカヨコ、ドリンクウォーターの加入により穴埋めは出来ておりますが、マンチェスター・ユナイテッド戦では色々な思惑の働く試合となりそうです。

◾️FW

背番号9 アルバロ・モラタ
背番号11 ペドロ
背番号16 ケネディ
背番号19 ジエゴ・コスタ
背番号23 ミシー・バチュアイ

前線の補強に関しては、レアル・マドリードから、アルバロ・モラタを獲得しました。

元々は、エバートンにいたルカクを狙っており、移籍市場が開いた時点ではポールポジションにいたはずですが、マンUの強奪にあってしまいました。

ただ、モラタも実力は間違いなく折り紙付きで、今シーズン開幕から、リーグ戦4試合3得点と、すぐにチームにフィットしています。

何度も書いている気がしますが、昨シーズンのチーム得点王であるジエゴ・コスタは、指揮官であるコンテと完全に仲違いしてしまっており、現在トップチームの戦力とみなされていません。

ただ、モラタとペドロがいれば、今のところは問題がないようにも思います。

しかし、モラタ、ペドロ、セスクと数年前には、スペインのレアルとバルサでクラシコを戦っていたような選手が、今シーズンは皆チェルシーにいるとはすごいことですね。

以上、チェルシーの移籍情報 2017-2018でした。

*【チェルシー】独走優勝で王者返り咲き、リーグ唯一の年間30勝~2016-2017 順位・結果~ はこちら

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