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ルヴァン杯2017 準決勝現地観戦 2ndレグ結果②

ルヴァン杯2017 準決勝現地観戦 2ndレグ結果②

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ルヴァン杯

前回に引き続き、ルヴァン杯2017 準決勝現地観戦 2ndレグ結果②のレポです。

今回は、準決勝2ndレグの試合結果を見ていきたいと思います。

*ルヴァン杯2017 準決勝現地観戦 2ndレグ結果① はこちら

◼️G大阪vsC大阪

結果としては、C大阪が後半アディッショナルタイムラストワンプレーで劇的決勝ゴールを決め、2-1で勝利。

2試合トータルで4-3で決勝への切符を手に入れました。

1stレグの結果がC大阪ホームで2-2の引き分けでしたので、2ndレグ試合開始前の状況としては、以下の通りでした。

<C大阪90分での勝ち抜け条件>
・C大阪が勝利もしくは、3-3以上の引き分け

<G大阪90分での勝ち抜け条件>
・G大阪が勝利もしくは、0-0、1-1の引き分け

<延長戦突入条件>
・90分での結果が2-2

まずは前半15分、G大阪のドタバタした守備のスキをついて、アウェイのC大阪が柿谷選手の得点で先制しました。

G大阪はなかなか決定機を作れず、むしろ追加点を決められずになんとか、前半は0-1で耐え凌いだという感じでしたね。

後半、G大阪は1つのチャンスをものにして同点に追いつきます。

遠藤のワンタッチループパスに反応した初瀬が右サイドからクロスを上げると、ファーサイドでフリーになっていた泉澤が合わせて同点に追いつきました。

やはり遠藤のパスは凄いな、という印象を受けました。

ワンタッチであのループパスを出せるアイデアは、今の日本代表にはないと思いました。

遠藤も30代後半となり、さすがに体力は落ち、昔ではありえなかったようなイージーミスを連発することもありますが、それでも技術は錆びていないと思いました。

この時点で1-1なので、このまま試合終了となれば、G大阪の勝ち抜けです。

そして後半33分、この試合を左右する大きな選手交替が行われました。

G大阪は同点ゴールを決めた泉澤を下げでDFの野田を投入。

5バックにして逃げ切りを図りました。

しかしこの交代で中盤の枚数が少なくなり、C大阪のボランチのソウザをフリーにする回数が増え、サンドバッグ状態となってしまいました。

残り15分ほど、どう考えても守りきれるような気はしない、それほど攻められ続けていたと思います。

それでも後半アディッショナルまで守り抜き、アディッショナルタイムも残り1分を切るところまで来ました。

ホームのG大阪ファンもさすがに勝利し、4年連続決勝への期待を持ったと思います。

しかし後半アディッショナルタイム5分、おそらく最後のワンプレーだったと思います。

C大阪の水沼があげたクロスにパワープレーで前線に上がっていたDFの木本にヘディングで合わされ、土壇場で勝ち越しゴールを奪われました。

歓喜に沸くC大阪ファンと、帰路に着くG大阪ファン。

さすがにそこから同点に追いつくことは出来ず、すぐに試合終了の笛が鳴りました。

G大阪としては今年の無冠が決定し、J1に再昇格した2014年以降で最も早いシーズン終了を迎えてしまいました。

日本代表にまで成長した井手口や、初瀬、市丸、中原等良い若手が出て来ている所は流石ですが、来シーズン以降はチームの立て直しが不可欠ですね。

逆に、クラブ史上初めてルヴァン杯決勝へ駒を進めたC大阪。

初のタイトルを獲得することが出来るのか、昨年J2で4位だったチームの下克上が見られるのか、楽しみです。

◼️川崎Fvsベガルタ仙台

続いて、川崎フロンターレとベガルタ仙台の試合。

1stレグを2-3で落としていた川崎F。

しかし2ndレグは3-1で勝利し、2試合合計5-4で勝ち抜けを決めました。

試合前の勝ち抜け状況は以下の通りでした。

<川崎F90分での勝ち抜け条件>
・川崎Fが無失点勝利、もしくは1失点での勝利
・川崎Fが2失点以上した場合は二点差以上での勝利

<ベガルタ仙台90分での勝ち抜け条件>
・ベガルタ仙台が、勝利、もしくは引き分け。
・ベガルタ仙台が、3点以上とった上での1点差負け。

<延長戦突入条件>
・90分での結果が3-2で川崎Fリード

ベガルタ仙台としては、ホームで行われた1stレグでの2失点が重くのしかかってしまう結果となりました。

川崎は勝つしかない、勝つにしても3失点してしまうと5点以上とらないと、アウェイゴールの関係上勝ち抜けないという厳しい状況でした。

しかし前半29分、後半4分に三好選手がゴールを決め、2-0とリードします。

直後の後半7分にDFの奈良選手が2枚目のイエローをもらい退場となり、後半14分には反撃のゴールをくらい、少し嫌な雰囲気も漂いました。

しかし10人での時間をしっかり耐えると、後半45分、長谷川選手が試合を決めるチーム3点目を決めました。

ベガルタ仙台は1stレグの後半アディッショナルタイムにくらったアウェイゴールが非常に重くのしかかりましたね。

もしこのゴールがなければ、1-3の負けであれば延長戦に突入でしたし、もし1-2負けであればベガルタ仙台が勝ち抜けでした。

1stレグも2ndレグも共に試合終了間際に失点しているあたり、やはりJ1で中位に沈んでいるチームだなと感じざるを得ませんね。

◼️決勝は川崎FvsC大阪に

どちらが優勝しても、J1での初タイトルとなります。

僕は関西出身ということもあり、C大阪に取ってほしいという希望もありつつ、川崎F一筋でやってきた中村憲剛選手に、引退前にトロフィーを掲げて欲しいという気持ちもあります。

どちらが勝っても感動する試合になるのは間違いないと、個人的には思っています。

決勝は11月4日(日)埼玉スタジアム。

当日を楽しみに待ちたいと思います!

*ルヴァン杯2017年、準決勝 川崎は初タイトルへ前進なるか、大阪ダービーも実現 はこちら

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