国内三大タイトルの一つ、ルヴァン杯の準決勝1stレグが、10/4(水)に行われます。
そこでベスト4の顔ぶれを確認していきたいと思います。
なお、管理人関東在住ですが、10/8(日)の大阪ダービー2ndレグは関西旅行もかねて、現地観戦することになりました!
やったー!!!
せっかくの旅行中に、一緒に時間を割いてくれる嫁に大感謝です。
関西出身者として、ルヴァン杯の準決勝、しかも大阪ダービーを現地で観れるなんて、本当に嬉しいです。
新しいガンバのスタジアムに行くのも初めてなので、非常に高まっております。
また2ndレグのレポも致します!
それでは、記事本文に移ります。
ベスト4の顔ぶれ
ベガルタ仙台
まずはベガルタ仙台。
準々決勝では、現在リーグ戦で首位を独走し、リーグ2連覇を射程圏内に捉えている王者鹿島を破り、準決勝に駒を進めてきました。
スコアは、1stレグをホームで3-1勝利、2ndレグはアウェイで2-3で敗れましたが、アウェイゴール数の差でなんとか勝ちきりました。
仙台としては、王者鹿島を破っての準決勝進出ということもあり、かなり自信をつけていると思います。
リーグ戦も残り6試合で12位、勝点35まで伸ばしてきており、J1残留もほぼほぼ固いのではないかと思います。
そうなると監督も選手も1番のモチベーションはルヴァン杯初制覇となると思います。
次の対戦相手の川崎フロンターレも強豪ですが、川崎フロンターレはリーグ戦も優勝争いをしており、さらにSBの車屋が日本代表に招集されている等、いくつかのマイナス要因もあります。
王者鹿島を破った勢いそのままに、川崎を叩くことは出来るでしょうか。
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川崎フロンターレ
続いて川崎フロンターレ。
毎年のように各タイトルに絡みながら、シルバーコレクターと呼ばれる程、タイトルが取れません。
今年もJ1は現在2位、ルヴァン杯は準決勝進出、そして天皇杯準々決勝進出と、国内三大タイトル全てを獲得出来るポジションにつけています。
逆にここまでは川崎フロンターレとしては定常運転で、ここからが問題です。
例年通りですと、J1はこのまま2位、ルヴァン杯は決勝で敗れ、天皇杯は準決勝位で負けてしまいます。
本当に後1歩が届かず、可哀想なくらいタイトルに無縁。
まだタイトルはJ2を2度制したのみです。
川崎一筋でチームを引っ張り続けてきた中村憲剛も30代後半にさしかかり、もう後何年トップで戦い続けられるかわかりません。
今年はなんとか一つタイトルを取りたい所です。
準々決勝はFC東京と対戦しました。
1stレグはホームで2-0、2ndレグはアウェイで5-1と、FC東京に力の差をまざまざと見せつけました。
常日頃から、多摩川クラシコと題される2チームの試合ですが、さすがに今シーズンはライバルと呼べるレベルではないかもしれません。
それくらい川崎フロンターレが強かったですね。
果たして大久保は移籍して正解だったのでしょうか。
兎にも角にも、川崎フロンターレが初のタイトルを獲得出来る事を祈っています!
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セレッソ大阪
次はセレッソ大阪。
まず、ルヴァン杯準決勝が大阪ダービーになったことに感謝します!
昨シーズンまではセレッソ大阪がJ2におり、こんなにも早く実現するとは考えてもおりませんでした。
また昨シーズンセレッソ大阪は、J2のプレーオフを勝ち上がってのJ1昇格ですが、プレーオフで勝ち上がってきたチームは、その殆どが翌年断トツの最下位でJ2に逆戻りしています。
そのため、日本代表や元日本代表を多くチームに抱えてはいますが、なかなか期待はしずらい状況でした。
しかし蓋を開けてみればJ1リーグ前半戦は2位。
第28節終了時点でもリーグ5位に付けており、大阪ダービーのライバルであるガンバ大阪よりも上位につけています。
ここ3試合リーグ戦では負けており、少し調子を崩しているのが気掛かりですが、久々のタイトルにあと2つで手が届くという事もあり、チームのモチベーションは高いはずです。
準々決勝では、昨年の覇者浦和レッズに勝利し勝ち上がってきました。
まあ浦和が今シーズンはグダグダになってしまったということもありますが、昨年の覇者を破っての準決勝進出は自信になりますね。
J2からの下克上を一気に果たせるか、楽しみです。
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ガンバ大阪
そして最後はガンバ大阪。
何と言っても、ルヴァン杯(旧ヤマザキナビスコ杯)ここ3年、全て決勝に進んでいます。
3年前はサンフレッチェ広島に0-2からの大逆転勝ちで3-2で優勝、2年前は鹿島に0-3で敗北、そして昨年は浦和レッズに1-1からのPKで敗れました。
決勝の戦績だけでいくと、ここ3年で1勝2敗ですが、何より3年連続で決勝に進んでいることが凄いと思います。
ただ今シーズンは信じられない程けが人が続出してしまったこともあり、現在リーグ戦は9位、天皇杯も敗れ、獲得出来るタイトルはこのルヴァン杯のみとなっています。
いまもチーム状況は良くなく、更に日本代表に東口、井手口、倉田が選出、韓国代表にファン・ウィジョ、オ・ジェソクが選出、ファビオとアデミウソンのブラジル人はケガ、藤本もケガと、レギュラー8人がいない絶望的状況です。
加えて長谷川監督の今シーズン限りでの退任も発表されており、チームのモチベーションはかなり厳しい状態と言わざるを得ません。
ただ、大阪の雄として、3年連続ファイナリストとして、当然今年もという気持ちはあるはずです。
準々決勝では、ヴィッセル神戸を2戦合計2-0で破り、準決勝に駒を進めてきました。
カップ戦の勝ち方を知っているガンバ大阪が、今年台風の目となっているセレッソを返り討ちに出来るのか、非常に楽しみですね。
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勝ち抜き予想
最後に管理人の勝ち抜き予想です。
まず、ベガルタ仙台vs川崎フロンターレは、川崎フロンターレの勝利を予想します。
やはり今シーズンの川崎の攻撃力、そして仙台の守備力を考えると、川崎が仙台を玉砕する可能性が高いと考えます。
川崎にタイトルを取って欲しいという期待も込めて、ここは川崎が勝ち抜けすると予想します。
次に、セレッソ大阪vsガンバ大阪。
正直相当難しいのですが、ガンバ大阪の勝ち抜けを予想します。
戦力的にもモチベーション的にもセレッソ大阪の方が有利だとは思いますが、J2から上がってきたばかりのライバルにルヴァン杯3年連続ファイナリストがそうやすやすと負ける訳にはいかないと思います。
4年連続でガンバ大阪に決勝に行って欲しいのと、長谷川監督の最後を飾って欲しいという期待を込めて、ガンバ大阪の勝ち抜けを予想します。
以上、ルヴァン杯準決勝の顔ぶれと展望でした!
【追記】
・1stレグの結果
仙台 3-2 川崎F
C大阪 2-2 G大阪
ホームの仙台、C大阪共に、アウェイゴールを2点取られており、厳しい結果となりました。
特にC大阪はドローですので、0-0、1-1の引き分けでも敗退が決まります。
【まとめ】サッカー J1 2017シーズン前半戦の順位・結果(第1節~第17節) はこちら