明治安田生命J1リーグは、10月21日に第30節8試合、10月22日に1試合が行われます。
今節の試合を含め、J1 2017シーズンは残すところ5節となりました。
さて、今節の注目の試合は、上位陣では現在リーグ首位の鹿島がアウェイで横浜F・マリノスと対戦します。
また、2位の川崎フロンターレもアウェイで降格争いをしているサンフレッチェ広島と戦います。
優勝争いをしている上位2チームが、アウェイでの試合となります。
首位鹿島の相手の横浜F・マリノスは大黒柱の斎藤学が膝の大ケガで離脱していますが、来期彼をACLに連れていくためにもなんとか3位を死守したく、首位相手でも勝星を得たい一戦です。
また、2位川崎フロンターレの相手のサンフレッチェ広島は、それこそ一試合一試合がJ1残留へ向けての決勝戦です。
両チームともモチベーション高く戦ってくるので、難しい相手になるのは間違いないですね。
*【保存版】過去10年のJ1優勝チーム総括~2007-2016~ はこちら
残留争いでは、現在リーグ最下位のアルビレックス新潟がアウェイでジュビロ磐田と対戦。
前節、5月以来の勝利をおさめたアルビレックス新潟ですが、引き続き今節引き分けもしくは負ければ降格する可能性があり、兎に角勝つしかない一戦となっています。
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その他では、清水がアウェイで仙台と、大宮がホームで柏と、そして甲府がアウェイで仙台と対戦します。
*【保存版】過去10年のJ2降格チーム総括~2007-2016~ はこちら
それでは結果を見ていきましょう。
■試合結果
キックオフ | ホーム | 試合結果 | アウェイ |
10/21(土) | 仙台 | 0-0 | 清水 |
10/21(土) | 大宮 | 1-1 | 柏 |
10/21(土) | C大阪 | 2-0 | 甲府 |
10/21(土) | 神戸 | 1-2 | 鳥栖 |
10/21(土) | 広島 | 0-3 | 川崎F |
10/21(土) | 磐田 | 2-2 | 新潟 |
10/21(土) | FC東京 | 1-2 | 札幌 |
10/21(土) | 横浜FM | 3-2 | 鹿島 |
10/22(日) | 浦和 | – | G大阪 |
まずは、首位鹿島アントラーズと4位の横浜F・マリノスの一戦。
結果は3-2で横浜F・マリノスの勝利。
横浜FMは最後、5バックを敷いて1点リードを守り切りました。
敗れた首位鹿島としては、2位川崎の足音がついに聞こえてきました。
続いて、首位鹿島を追いかける 2位川崎フロンターレと16位サンフレッチェ広島の試合。
結果は3-0で川崎フロンターレの勝利となりました。
川崎Fは、前半40分以降に2点、後半も40分にダメ押し点を挙げ、広島を寄せ付けませんでした。
首位鹿島との勝点を2差に縮め、遂に首位を射程圏内におさめました。
逆に広島は前節の鹿島、そして今節の川崎Fと優勝争いをしているチームから勝点を奪うことは出来ず、降格圏を脱出できませんでした。
終わったことをとやかく言っても仕方ないので、残り4節死に物狂いで残留に向け戦ってほしいですね。
そして、残留争い。
まずは15位の清水エスパルスと12位のベガルタ仙台の試合。
結果は0-0でスコアレスドローとなりました。
清水は勝点3が欲しかった所ですが、まだ降格争いから抜け出せず降格圏と勝点差3という状況です。
続いて、17位の大宮アルディージャと3位の柏レイソルの試合。
結果は1-1での引き分けとなりました。
大宮は前半のうちに1点ビハインドとなり、後半アディショナルタイムまで0-1で負けておりましたが、最後+3分、劇的な同点ゴールをあげなんとか勝点1を獲得しました。
しかし勝点は24止まり、まだ残留圏までは勝点4差と厳しい状況が続いています。
続いて5位C大阪と15位ヴァンフォーレ甲府の試合。
結果は2-0でC大阪の勝利となりました。
C大阪としてはACL出場権争いに留まりましたね。
逆に甲府は、相性の良かったC大阪戦ですが、勝点を獲得することは出来ず。
まだ残留圏の15位におりますが、16位広島とは勝点1差、全く油断できません。
そして最後に、ジュビロ磐田と最下位アルビレックス新潟の試合。
結果は2-2の引き分けとなりました。
新潟としては、来期のJ2降格こそ決定しませんでしたが、負けに等しい引き分けとなってしまいました。
後半48分まで2-1で勝っていたにも関わらず、後半49分にセットプレーからアダイウトンに同点ゴールを決められてしまいました。
残り4試合、新潟は全勝しても勝点28まで。
15位甲府が残り4試合で1試合でも引き分ければ、新潟の降格が決まります。
■2017年10月21日(土)時点の順位表
順位 | チーム名 | 勝点 | 得失点差 |
1位 | 鹿島 | 64 | 21 |
2位 | 川崎F | 62 | 32 |
3位 | 横浜FM | 55 | 12 |
4位 | C大阪 | 54 | 17 |
5位 | 柏 | 54 | 14 |
6位 | 磐田 | 51 | 18 |
7位 | 浦和 | 45 | 12 |
8位 | 鳥栖 | 44 | 0 |
9位 | 神戸 | 41 | -1 |
10位 | G大阪 | 40 | 9 |
11位 | FC東京 | 38 | -3 |
12位 | 仙台 | 36 | -11 |
13位 | 札幌 | 34 | -11 |
14位 | 清水 | 30 | -17 |
15位 | 甲府 | 28 | -15 |
16位 | 広島 | 27 | -17 |
17位 | 大宮 | 24 | -23 |
18位 | 新潟 | 16 | -36 |
首位鹿島が勝点を伸ばせず、2位川崎Fとの勝点差が2となりました。
これで優勝争いも面白くなってきましたね。
残留争いは、遂に次節、新潟の降格が決まりそうです。
■次節対戦カード
キックオフ | ホーム | 試合状況 | アウェイ |
10/29(日) | 新潟 | – | 鳥栖 |
10/29(日) | 磐田 | – | 横浜FM |
10/29(日) | 柏 | – | 川崎F |
10/29(日) | 甲府 | – | 神戸 |
10/29(日) | G大阪 | – | 仙台 |
10/29(日) | C大阪 | – | 大宮 |
10/29(日) | 広島 | – | 浦和 |
10/29(日) | 札幌 | – | 鹿島 |
10/29(日) | FC東京 | – | 清水 |
注目カードは、 柏レイソルvs川崎フロンターレの一戦。
首位鹿島を追いかける上で、川崎は負けられない戦いが続きます。
ACL出場権を争っている柏との試合ということもあり、厳しい試合になりますが、勝点3を得たい所です。
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そして新潟はホームに鳥栖を迎えます。
残留の可能性はほとんどなくなっていますが、ホームでのJ2降格を避けるためにも、最後まで魂の戦いを見せてほしいと思います。
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以上、明治安田生命J1第30節の結果でした。
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