明治安田生命J1リーグは、9月23日(土)に第27節9試合が行われました。
今節の試合を含め、J1 2017シーズンは残すところ8節となりました。
さて、今節の注目の試合は、上位陣では現在リーグ首位の鹿島vs7位のガンバ大阪の一戦。
ガンバ大阪は水曜日の天皇杯も敗れてしまい、リーグ戦も7位と苦しいシーズンを送っていますが、リーグ首位の鹿島に一矢報いることは出来たのでしょうか?
また勝点6差で鹿島を追う2位川崎フロンターレはアウェイで11位のヴィッセル神戸と対戦。
前節清水戦、そして天皇杯の清水戦と連勝出来ておりチームはACL敗戦の悪夢は振り払えたのではないかと思います。
ポドルスキ擁する神戸にも勝って、首位鹿島に離されないようにしたいですね。
*【保存版】過去10年のJ1優勝チーム総括~2007-2016~ はこちら
残留争いでは、現在リーグ最下位のアルビレックス新潟が14位の北海道コンサドーレ札幌とアウェイで対戦。
アルビレックス新潟は、前節首位鹿島に前半2-0でリードするも、後半4点を決められ逆転負け。
今節も負けると、いよいよ2017シーズン最初の降格チーム決定までのカウントダウンが始まります。
*【保存版】過去10年のJ2降格チーム総括~2007-2016~ はこちら
それでは結果を見ていきましょう。
■試合結果
キックオフ | ホーム | 試合結果 | アウェイ |
9/23(土) | 札幌 | 2-2 | 新潟 |
9/23(土) | 清水 | 1-3 | 広島 |
9/23(土) | 浦和 | 2-2 | 鳥栖 |
9/23(土) | 柏 | 4-1 | FC東京 |
9/23(土) | 磐田 | 2-1 | 大宮 |
9/23(土) | 甲府 | 3-2 | 横浜FM |
9/23(土) | 鹿島 | 2-1 | G大阪 |
9/23(土) | C大阪 | 1-4 | 仙台 |
9/23(土) | 神戸 | 0-0 | 川崎F |
まずは、首位鹿島アントラーズと7位のガンバ大阪の一戦。
結果は2-1で鹿島アントラーズの勝利。
先制点はガンバ大阪でしたが、前後半ともアディッショナルタイムに鹿島アントラーズがゴールを決め、逆転勝ちをしました。
これぞ王者という底力を見せつけましたね。
続いて、首位鹿島を追いかける 2位川崎フロンターレと11位ヴィッセル神戸の試合。
結果は0-0で引き分けとなりました。
川崎フロンターレとしては、首位鹿島の背中が本当に遠のく、引き分けになってしまったと思います。
そして、残留争い。
まずは14位の北海道コンサドーレ札幌vs最下位のアルビレックス新潟の一戦。
結果は2-2の引き分けとなりました。
後半35分まで、ホームの札幌が2-0で勝っており、このまま札幌が逃げ切るかと思いましたが、新潟が意地を見せ、同点にまで追いつきました。
札幌にとっては最下位相手に勝点2を失う痛恨の引き分けになりました。
続いて、13位の清水エスパルスvs15位のサンフレッチェ広島の一戦。
結果は1-3でサンフレッチェ広島の勝利。
後半アディッショナルタイムまで同点、引き分け濃厚かと思われましたが、なんと46分にパトリック、そして51分にフェリペ・シウバがゴールを決め、本当に貴重な勝点3を手に入れました。
一時は降格確実かと思われた名門出すが、一気に残留に近づいて来ましたね。
その他、16位のヴァンフォーレ甲府と5位の横浜F・マリノスの試合は3-2で甲府の勝利。
横浜F・マリノスは優勝争いから脱落となる痛恨の敗戦です。
17位大宮アルディージャと6位ジュビロ磐田の試合は2-1でジュビロ磐田の勝利となりました。
大宮はリーグ戦ここ5試合で、2分3敗、22節の新潟戦以来勝星から遠ざかっており、厳しい戦いが続きますね。
■2017年9月23日(土)時点の順位表
順位 | チーム名 | 勝点 | 得失点差 |
1位 | 鹿島 | 61 | 20 |
2位 | 川崎F | 53 | 24 |
3位 | 柏 | 53 | 18 |
4位 | C大阪 | 48 | 18 |
5位 | 横浜FM | 48 | 10 |
6位 | 磐田 | 46 | 15 |
7位 | 浦和 | 41 | 11 |
8位 | G大阪 | 40 | 11 |
9位 | 鳥栖 | 38 | -1 |
10位 | 神戸 | 37 | -2 |
11位 | FC東京 | 36 | -2 |
12位 | 仙台 | 35 | -9 |
13位 | 清水 | 28 | -14 |
14位 | 札幌 | 27 | -15 |
15位 | 広島 | 26 | -12 |
16位 | 甲府 | 24 | -14 |
17位 | 大宮 | 21 | -23 |
18位 | 新潟 | 12 | -35 |
サンフレッチェ広島がリーグ戦ここ5試合で3勝2分とし、勝点を11積み上げ、一気に降格圏を脱出しました。
元々ここ5年で3度J1を制しており、降格争いをするようなチームではありませんが、ようやくこの終盤にきて、少しずつ力が戻ってきている印象です。
そして、最下位新潟。
早ければ残り2~3節程度で降格が決まる可能性が出てきました。
J1残留の可能性はどんどん低くなってきてしまっています。
前節、首位鹿島に勝利出来ていれば、少しはチームの雰囲気も変わったかもしれませんが、現状だと厳しいですね。
■次節対戦カード
キックオフ | ホーム | 試合状況 | アウェイ |
9/30(土) | 鳥栖 | – | 鹿島 |
9/30(土) | 新潟 | – | 神戸 |
9/30(土) | 柏 | – | 甲府 |
9/30(土) | FC東京 | – | 磐田 |
9/30(土) | 広島 | – | 札幌 |
9/30(土) | 大宮 | – | 清水 |
9/30(土) | G大阪 | – | 横浜FM |
9/30(土) | 川崎F | – | C大阪 |
10/1(日) | 仙台 | – | 浦和 |
注目カードは、川崎FvsC大阪の上位対決ですね。
川崎Fは優勝争い、C大阪もACL出場権争いをしており、共に負けられない1戦になります。
また、G大阪vs横浜F・マリノスの一戦。
個人的に前半戦日産スタジアムで行われた横浜F・マリノスvsG大阪の一戦を現地観戦していたので、リターンマッチ注目しています。
その他、最下位アルビレックス新潟は、ヴィッセル神戸との一戦。
また、サンフレッチェ広島と北海道コンサドーレ札幌の一戦は降格を争っているライバルでもあり、勝てば勝点6の重みがある一戦です。
引き続き残留に向け、各チーム本当に負けられない戦いが続きます。
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以上、明治安田生命J1第27節の結果でした。
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