明治安田生命J1リーグは、10月29日に第31節9試合が行われました。
今節の試合を含め、J1 2017シーズンは残すところ4節となりました。
さて、今節の注目の試合は、上位陣では現在リーグ首位の鹿島がアウェイで北海道コンサドーレ札幌と対戦します。
また、2位の川崎フロンターレもアウェイで、ACL出場権争いをしている柏レイソルと戦います。
優勝争いをしている上位2チームが、前節に続き、アウェイでの試合となります。
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首位鹿島の相手の北海道コンサドーレ札幌は今節勝利をおさめれば、かなりJ1残留に近づきます。首位相手ですが、失うものはありませんので、がむしゃらに勝利を求めてくるでしょう。
また、2位川崎フロンターレの相手柏レイソルも、ここ最近不調ではありますが、ACL出場に向けて、全力でぶつかってくることが予想されます。
両チームともモチベーション高く戦ってくるので、難しい相手になるのは間違いないですね。
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残留争いでは、現在リーグ最下位のアルビレックス新潟がホームでサガン鳥栖と対戦。
今節引き分けもしくは負ければ降格となりますので、兎に角勝つしかない一戦となっています。
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その他では、清水がアウェイでFC東京と、大宮がアウェイでC大阪と、そして甲府がホームで神戸と対戦します。
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それでは結果を見ていきましょう。
■試合結果
キックオフ | ホーム | 試合結果 | アウェイ |
10/29(日) | 新潟 | 1-0 | 鳥栖 |
10/29(日) | 磐田 | 2-1 | 横浜FM |
10/29(日) | 柏 | 2-2 | 川崎F |
10/29(日) | 甲府 | 2-3 | 神戸 |
10/29(日) | G大阪 | 1-1 | 仙台 |
10/29(日) | C大阪 | 2-1 | 大宮 |
10/29(日) | 広島 | 0-1 | 浦和 |
10/29(日) | 札幌 | 1-2 | 鹿島 |
10/29(日) | FC東京 | 0-0 | 清水 |
まずは、首位鹿島アントラーズと13位の北海道コンサドーレ札幌の一戦。
結果は2-1で首位鹿島アントラーズの勝利。
鹿島は、Jリーグ・天皇杯と2連敗しておりましたが、3試合ぶりの勝利、勝点を67まで伸ばしました。
反対に札幌は今日、J1残留を果たすことが出来ませんでした。
続いて、首位鹿島を追いかける 2位川崎フロンターレと5位柏レイソルの試合。
結果は2-2の引き分けとなりました。
川崎は2点を先行される苦しい展開でしたが、小林悠の4試合連続ゴール等でなんとか引き分けに持ち込みました。
しかし首位鹿島との勝点差は残り3試合で4差、少し初優勝に向けて厳しくなったかもしれません。
そして、残留争い。
まずは14位の清水エスパルスと11位のFC東京の試合。
結果は0-0でスコアレスドローとなりました。
清水は勝点3が欲しかった所ですが、まだ降格争いから抜け出せず降格圏と勝点差4という状況です。
残り3試合、2敗すれば一気に逆転される可能性もあり、予断を許さない状況です。
続いて、17位の大宮アルディージャと4位のC大阪の試合。
結果は2-1でC大阪の勝利となりました。
大宮は前半18分にマテウスが痛恨の一発退場となり、70分以上の時間を1人少ない人数で戦うことになってしまいました。
流石に1人少ない中、今シーズン好調なC大阪と対等に戦うことは難しかったですね。
勝点は24止まり、残り3節残留への道が険しくなってきました。
続いて15位のヴァンフォーレ甲府と9位のヴィッセル神戸の試合。
結果は3-2で神戸の勝利となりました。
甲府としては2度リードを奪ったのにも関わらず、逆転負けを喫してしまい、残留争いから一歩抜け出すチャンスを逃しました。
正直、今日の展開であれば守り切って勝ち切らなければならなかったと思います。
最終節、この一戦が降格に直結しなければよいですが。。。
そして最後に、サガン鳥栖と最下位アルビレックス新潟の試合。
結果は1-0でホームのアルビレックス新潟の勝利となりました。
後半10分に入れた虎の子の1点を守り切り、ここ3試合で2勝1分と絶好調です。
15位の甲府が負けた為、また今節もJ1に踏みとどまりました。
次節以降も勝ち続けるしかありませんが、それでもここ数試合の快進撃がもう少し早く起きていれば、、、と思ってしまいます。
■2017年10月29日(日)時点の順位表
順位 | チーム名 | 勝点 | 得失点差 |
1位 | 鹿島 | 67 | 21 |
2位 | 川崎F | 63 | 32 |
3位 | C大阪 | 57 | 18 |
4位 | 柏 | 55 | 14 |
5位 | 横浜FM | 55 | 11 |
6位 | 磐田 | 54 | 19 |
7位 | 浦和 | 49 | 13 |
8位 | 神戸 | 44 | 0 |
9位 | 鳥栖 | 44 | -1 |
10位 | G大阪 | 42 | 9 |
11位 | FC東京 | 39 | -3 |
12位 | 仙台 | 37 | -11 |
13位 | 札幌 | 34 | -12 |
14位 | 清水 | 31 | -17 |
15位 | 甲府 | 28 | -16 |
16位 | 広島 | 27 | -18 |
17位 | 大宮 | 24 | -24 |
18位 | 新潟 | 19 | -35 |
首位鹿島が勝利し2位川崎が引き分けたため、勝点差が4となりました。
残り3節で勝点差4、川崎はこれ以上引き分けも許されなくなってきました。
そして残留争いは、新潟が粘っています。
得失点差を考えると残り3勝してもJ1残留は難しいですが、奇跡を信じて次節以降も見届けたいと思います。
■次節対戦カード
キックオフ | ホーム | 試合状況 | アウェイ |
11/5(日) | 鹿島 | – | 浦和 |
11/18(土) | 仙台 | – | 大宮 |
11/18(土) | 柏 | – | 磐田 |
11/18(土) | 川崎F | – | G大阪 |
11/18(土) | 横浜FM | – | C大阪 |
11/18(土) | 新潟 | – | 甲府 |
11/18(土) | 神戸 | – | 広島 |
11/18(土) | 鳥栖 | – | FC東京 |
11/18(土) | 清水 | – | 札幌 |
注目カードは、 鹿島アントラーズvs浦和レッズの一戦。
浦和レッズがACL決勝を11月19日、25日と戦うため、他チームよりも2週間日程を繰り上げて行われます。
この試合の鹿島の勝敗いかんで、2位の川崎の戦い方も変わってくる可能性があるため、注目です。
単純に、最終盤に鹿島vs浦和というカードが組まれているだけでも注目ですね。
川崎FはホームでG大阪との対戦。
G大阪が今シーズンは不調なため、川崎Fは普通に戦えばホームですし、勝てる可能性が高いのではないかと思います。川崎F所属の阿部選手は古巣対決となりますね。
そしてJ1に踏みとどまった新潟はホームに甲府を迎えます。
残留争いの直接対決ですね。
甲府も新潟に降格枠を1枠埋めてもらうために、確実に勝点を取りたい所です。
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以上、明治安田生命J1第31節の結果でした。
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