明治安田生命J1リーグは、9月16日第26節8試合が行われました。
今節の試合を含め、J1 2017シーズンは残すところ9節となりました。
さて、今節の注目の試合は、上位陣では現在リーグ3位の柏vs5位の横浜F・マリノスの一戦。
優勝するためには、もうどちらも勝点を落とせない試合となります。
また2位川崎フロンターレはアウェイで13位の清水と対戦。
ACLの歴史的敗戦から立ち直れるでしょうか?
*【保存版】過去10年のJ1優勝チーム総括~2007-2016~ はこちら
残留争いでは、現在リーグ最下位のアルビレックス新潟が首位鹿島とホームで対戦。
アルビレックス新潟は、前節の広島戦も勝てず、勝点11。厳しい戦いが続いています。
*【保存版】過去10年のJ2降格チーム総括~2007-2016~ はこちら
それでは結果を見ていきましょう。
■試合結果
キックオフ | ホーム | 試合結果 | アウェイ |
9/16(土) | 大宮 | 2-2 | G大阪 |
9/16(土) | 新潟 | 2-4 | 鹿島 |
9/16(土) | 清水 | 0-3 | 川崎F |
9/16(土) | 広島 | 1-0 | C大阪 |
9/16(土) | FC東京 | 1-0 | 仙台 |
9/16(土) | 横浜FM | 1-1 | 柏 |
9/16(土) | 神戸 | 2-0 | 札幌 |
9/16(土) | 鳥栖 | 2-1 | 甲府 |
9/17(日) | 磐田 | 1-1 | 浦和 |
まずは、首位鹿島アントラーズと最下位のアルビレックス新潟の一戦。
結果は4ー2で首位鹿島の勝利。
前半2-0と新潟が勝っていたため、これはジャイアントキリングがあるかと思いましたが、後半に鹿島が怒涛の4得点。
一気に試合をひっくり返しました。
アルビレックスはもうダメですかね。。。
選手達も強い気持ちで首位相手に立ち向かったのですが、後半本気の鹿島にコテンパンにやられてしまいました。
続いて、首位鹿島を追いかける 2位川崎フロンターレと清水エスパルスの試合。
結果は3ー0で川崎Fの勝利となりました。
ACLでは浦和に大逆転負けをくらった川崎Fでしたが、下位相手にしっかり勝点3を取り、首位鹿島を勝点6差で追いかけます。
そして注目の3位柏vs5位横浜F・マリノスの試合は1-1の引き分けに終わりました。
斎藤とクリスティアーノが1点ずつ決め、痛み分け。
両チームにとって、首位猛追のために負けられない一戦でしたが、共に勝点2を失う結果となりました。
横浜F・マリノスは優勝争いから脱落してしまったかもしれません。
そして、残留争い。
まずは16位の大宮アルディージャvsガンバ大阪の一戦。
結果は2ー2で引き分け。
大宮は後半48分まで2-1でリードしていましたが、後半49分にG大阪の長沢に土壇場でゴールを決められ勝点1を上積みするに留まりました。
続いて、17位のサンフレッチェ広島vs4位のC大阪。
結果は1ー0で広島の勝利。
後半25分にフェリペ・シウバが決めたゴールを最後まで守り切り、上位チーム相手に貴重な勝点3を獲得しました。
また、16位大宮そして、15位甲府を抜いて、一気に降格圏を脱出しました。
ここ5年で3度J1を制しているチームの底力ですね。
まだ残り8節あるためこのまま勝ち続けて欲しいです。
■2017年9月17日(日)時点の順位表
順位 | チーム名 | 試合数 | 勝点 | 得失点差 |
1位 | 鹿島 | 26 | 58 | 19 |
2位 | 川崎F | 26 | 52 | 24 |
3位 | 柏 | 26 | 50 | 15 |
4位 | C大阪 | 26 | 48 | 21 |
5位 | 横浜FM | 26 | 48 | 11 |
6位 | 磐田 | 26 | 43 | 14 |
7位 | G大阪 | 26 | 40 | 12 |
8位 | 浦和 | 26 | 40 | 11 |
9位 | 鳥栖 | 26 | 37 | -1 |
10位 | FC東京 | 26 | 36 | 1 |
11位 | 神戸 | 26 | 36 | -2 |
12位 | 仙台 | 26 | 32 | -12 |
13位 | 清水 | 26 | 28 | -12 |
14位 | 札幌 | 26 | 26 | -15 |
15位 | 広島 | 26 | 23 | -14 |
16位 | 甲府 | 26 | 21 | -15 |
17位 | 大宮 | 26 | 21 | -22 |
18位 | 新潟 | 26 | 11 | 35 |
首位は変わらず鹿島。
優勝争いは、柏までの上位3チームに絞られてきましたでしょうか。
とにかく鹿島が強すぎます。
昨シーズン勝点59しか積み上げられませんでしたが、今シーズンは残り8試合を残して勝点58まで積み上げています。
このまま独走優勝もあり得る状況となってきましたね。
ACL圏内は、横浜FMまででしょうか。
磐田にワンチャンあるかもしれませんが、少し厳しいと言わざると得ません。
残留争いは、新潟がほぼ降格確定とすると、残り2枠を13位の清水から17位の大宮の5チームで争うような状況となってきました。
■次節対戦カード
キックオフ | ホーム | 試合結果 | アウェイ |
9/23(土) | 札幌 | – | 新潟 |
9/23(土) | 清水 | – | 広島 |
9/23(土) | 浦和 | – | 鳥栖 |
9/23(土) | 柏 | – | FC東京 |
9/23(土) | 磐田 | – | 大宮 |
9/23(土) | 甲府 | – | 横浜FM |
9/23(土) | 鹿島 | – | G大阪 |
9/23(土) | C大阪 | – | 仙台 |
9/23(土) | 神戸 | – | 川崎F |
注目カードは、鹿島vsG大阪の一戦。
今シーズン、G大阪は不調ですが鹿島との一戦には力を入れてくるはずです。
G大阪は優勝こそ難しくなってしまいましたが、来シーズンは監督が交代します。
少しでも良い形で、功労者の長谷川監督を送り出せるよう、1つでも順位を上げて今シーズンを締めくくりたい所ですね。
その他、残留争いでは、最下位アルビレックス新潟と14位の北海道コンサドーレ札幌の一戦。
また、清水vs広島の一戦。
残留に向け、各チーム本当に負けられない戦いが続きます。
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以上、明治安田生命J1第26節の結果でした。
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