明治安田生命J1リーグは、11月5日、11月18日に第32節9試合が行われました。
今節の試合を含め、J1 2017シーズンは残すところ3節となりました。
さて、今節の注目の試合は、上位陣では現在リーグ首位の鹿島がホームで浦和レッズと対戦します。
また、2位の川崎フロンターレもホームでG大阪と戦います。
優勝争いをしている上位2チームが、共にホームでの試合となります。
*J1 2017シーズン 優勝の行方~鹿島、川崎の対戦相手とスケジュール~ はこちら
首位鹿島と浦和の試合は、前半戦森脇選手がレオ・シルバ選手に人種差別的な行為を行ったのではないかとして、騒動となりました。
きっちりとサッカーで決着をつけて欲しい所ですね。
川崎Fの相手は、もはや今シーズン何もモチベーションのないG大阪。
本来なら両試合共素晴らしいカードですが、浦和・G大阪が中位に沈んでいることもあり、例年とは違う戦いになるかもしれませんね。
*【保存版】過去10年のJ1優勝チーム総括~2007-2016~ はこちら
残留争いでは、現在リーグ最下位のアルビレックス新潟がホームでヴァンフォーレ甲府と対戦。
今節も引き分け、もしくは負ければ降格となりますので、兎に角勝つしかない一戦となっています。
その他では、清水がホームで札幌と、大宮がアウェイで仙台と、そして広島がアウェイで神戸と対戦します。
*【保存版】過去10年のJ2降格チーム総括~2007-2016~ はこちら
それでは結果を見ていきましょう。
■試合結果
キックオフ | ホーム | 試合結果 | アウェイ |
11/5(日) | 鹿島 | 1-0 | 浦和 |
11/18(土) | 仙台 | 3-0 | 大宮 |
11/18(土) | 柏 | 1-0 | 磐田 |
11/18(土) | 川崎F | 1-0 | G大阪 |
11/18(土) | 横浜FM | 1-4 | C大阪 |
11/18(土) | 新潟 | 1-0 | 甲府 |
11/18(土) | 神戸 | 1-2 | 広島 |
11/18(土) | 鳥栖 | 2-1 | FC東京 |
11/18(土) | 清水 | 0-2 | 札幌 |
まずは、首位鹿島アントラーズと7位浦和レッズの一戦。
結果は1-0で首位鹿島アントラーズの勝利。
鹿島は、J1リーグで連勝、勝点を70まで伸ばしました。
反対に浦和は、ACL決勝前の試合を落とし、勢いをつけることは出来ませんでした。
続いて、首位鹿島を追いかける 2位川崎フロンターレと10位G大阪の試合。
結果は1-0で川崎Fの勝利となりました。
川崎は前半から怒涛の攻めを見せますが、G大阪の守護神東口の再三にわたる好セーブに阻まれて、後半30分になっても点を決められませんでした。
しかし、チーム23本目となったエドゥアルド選手のシュートが遂にG大阪ゴールを捉え、そのまま逃げ切り勝ちをおさめました。
首位鹿島との勝点差は残り2試合で4差、残り2試合も勝利が求められます。
そして、残留争い。
まずは13位のコンサドーレ札幌と14位の清水エスパルスの試合。
結果は2-0でコンサドーレ札幌の勝利となりました。
これでコンサドーレ札幌は勝点を37まで伸ばし、J1残留を確定させました。
C大阪に続き昨年J2から上がってきたチームでは2チーム目の残留決定となります。
逆に清水は勝点31のまま、まだ降格争いから抜け出せず降格圏と勝点差3という状況です。
残り2試合、1敗すれば一気に逆転される可能性もあり、予断を許さない状況です。
続いて、17位の大宮アルディージャと12位のベガルタ仙台の試合。
結果は3-0でベガルタ仙台の勝利となりました。
大宮は残り3節の時点で、今シーズン2度目の監督交代に踏み切りましたが、結果は出ず。
勝点は24のまま、残り2節で残留圏とは勝点差6、残留への道が険しくなってきました。
続いて15位のヴァンフォーレ甲府と18位のアルビレックス新潟の試合。
結果は1-0で新潟の勝利となりました。
新潟はこれで今シーズン初の連勝、ここ4試合は3勝1分と、まるで優勝争いをしているチームのようです。
しかし、後にも述べますが、16位だった広島が勝利した為、遂に来シーズンのJ2降格が確定していしまいました。
エンジンがかかるのがもう少しはやければ、、、来年ぜひ1年でJ2を制し、またJ1の舞台へ戻ってきてほしいですね。
逆に甲府は新潟に敗れ、遂に16位降格圏に沈んでしまいました。
残り2節で勝点差は2、必ず1勝は必要になってきますね。
そして最後に、ヴィッセル神戸とサンフレッチェ広島の試合。
結果は2-1でアウェイのサンフレッチェ広島の勝利となりました。
これでサンフレッチェ広島は降格圏を抜け出し15位に浮上。
14位の清水とも勝点差1まで詰めてきました。
■2017年11月18日(土)時点の順位表
順位 | チーム名 | 勝点 | 得失点差 |
1位 | 鹿島 | 70 | 22 |
2位 | 川崎F | 66 | 33 |
3位 | C大阪 | 60 | 21 |
4位 | 柏 | 58 | 15 |
5位 | 横浜FM | 55 | 8 |
6位 | 磐田 | 54 | 18 |
7位 | 浦和 | 49 | 12 |
8位 | 鳥栖 | 47 | 0 |
9位 | 神戸 | 44 | -1 |
10位 | G大阪 | 42 | 8 |
11位 | 仙台 | 40 | -8 |
12位 | FC東京 | 39 | -4 |
13位 | 札幌 | 37 | -10 |
14位 | 清水 | 31 | -19 |
15位 | 広島 | 30 | -17 |
16位 | 甲府 | 28 | -17 |
17位 | 大宮 | 24 | -27 |
18位 | 新潟 | 22 | -34 |
首位鹿島、2位川崎が共に勝利したため、勝点差は4のままとなりました。
残り2節で勝点差4、川崎はこれ以上引き分けも許されなくなっています。
そして残留争いは、新潟のJ2降格が決定しました。
また次節にも、大宮アルディージャとヴァンフォーレ甲府の降格が決定する可能性があります。
■次節対戦カード
キックオフ | ホーム | 試合状況 | アウェイ |
11/26(日) | 仙台 | – | 横浜FM |
11/26(日) | 鹿島 | – | 柏 |
11/26(日) | 大宮 | – | 甲府 |
11/26(日) | 清水 | – | 新潟 |
11/26(日) | G大阪 | – | 札幌 |
11/26(日) | C大阪 | – | 神戸 |
11/26(日) | 広島 | – | FC東京 |
11/26(日) | 鳥栖 | – | 磐田 |
11/29(水) | 浦和 | – | 川崎 |
注目カードは、 鹿島アントラーズvs柏レイソルの一戦。
川崎Fの試合が、浦和レッズのACL決勝のため29日にスライド開催されるので、鹿島は26日の試合に勝利すれば、J1連覇が決定します。
川崎Fにとっては、まず26日に鹿島が引き分けもしくは負けないと優勝の望みがなくなります。
そしてJ1残留争い。直接対決ですね。
大宮vs甲府は本当に残留をかけた絶対に負けられない戦いです。
同じく清水vs新潟も、清水にとっては絶対に落とせない試合になります。
*【残り10節】どこよりも早い!J1 2017シーズン 降格予想 はこちら
以上、明治安田生命J1第32節の結果でした。
*【J1第31節・結果】新潟またも踏みとどまる!川崎は痛恨の引き分けで鹿島優勝マジック2 はこちら